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放射線科学センターの紹介
放射線科学センター(放射線安全)
「放射線の安全管理」と「放射線に関する研究」を担当する部署で加速器実験を
安全に成り立たせる“放射線の専門家チーム”です。
「放射線安全」管理とはどんな仕事?
- 放射線管理業務(作業者の被ばく管理、モニタリング、放射性物質の取り扱いなど)を通して加速器の
安全運転を支える。
- 放射線と物質の相互作用に関する基礎データの取得、中性子やγ線に対する遮蔽体設計など、
加速器施設の放射線防護に必要な技術開発を行う。
- 物質(装置・空気・水)の放射化に関する評価方法の高度化を行う。
- 放射線環境中で使用される電子機器の放射線損傷リスクの評価を行う。
放射線科学センター(化学・環境安全)
放射線科学センターの「化学・環境安全」に関する仕事は、「化学物質と環境を
含めて、研究が安全に行われるように全体を管理する」役割です。
「化学・環境安全」管理とはどんな仕事?
- 排水、廃液、購入薬品、廃棄薬品などを、法令に基づき一元的に管理・処理し、
機構全体の化学・環境安全体制の構築・運用を行う。
- 作業場等における有害物質の作業環境測定に基づき、作業者の安全を確保するための助言を行う。
- 化学分析を通して、加速器の運転や研究を化学的側面から支援する。
- 加速器や環境安全に関わる新しい分析手法の研究・開発を行う。
放射線安全:トピックス
- 加速器運転中に発生する放射線(二次粒子)の量や空間分布を正確に評価することは、放射線安全の
確保において非常に重要です。
- 放射線科学センターでは、国内外の加速器施設で二次粒子の計測を行い、放射線計測技術や
シミュレーションコードの高度化に役立つ実験データの取得に取り組んでいます。
- 図は、陽子ビームと銅ターゲットの相互作用で生成する二次粒子を計測し、シミュレーションと
比較した例です。このような調査・研究活動の成果は、KEKの高エネルギー加速器の放射線安全管理に
反映されています。
化学・環境安全:トピックス
- 加速器の冷却水系では、固体異物の発生が確認されてきました。
これらは、配管等に由来する金属の腐食生成物であり、放置すれば、詰まりや水漏れの原因になります。
安定した加速器運転のためには、冷却水中で起こっている化学的挙動を理解し、異物の発生を抑制することが
重要です。そのため、冷却水中の微量元素の定量分析や腐食生成物の詳細分析等の調査・研究を実施しています。
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