私たちが目でものを見る可視光には、さまざまな色の光が含まれています。色つきめがねをかけると、モノの違った姿が見えてくる…これは、可視光でもX線でもじつは同じ。私たちが研究に使う「X線顕微鏡」は、ナノサイズのモノが見える色つきめがねです。あの元素はどこにいる?元素が同じでも違う物質?最新のX線顕微鏡装置ができるまでの様子や、X線の色つきめがねを使って見えてくるさまざまなモノの姿を紹介します。
このサイエンスカフェの参加者に、フォトンファクトリー【限定公開!新型ビームラインの見学ツアー】の入場券を配布します。
周期表が出来てから今年で150年になります。みなさんが使っているスマートフォンには何種類の元素が使われているか知っていますか?なんと、70種類以上の元素が使われているのです。豊かな暮らしを支えるカギを握っているのはレアメタルと呼ばれる産出量の少ない元素です。すごいレアメタルをありふれた元素で置き換える挑戦についてお話しします。