>ホーム>ニュース >トピックス >この記事		last update:09/01/26
インド主席科学技術顧問がKEK及びJ-PARCに来訪     インドの主席科学技術顧問のDr. Rajagopala Chidambaramが、1月19日にKEKを訪れました。同氏は、下村理理事からKEKの概要と将来計画について説明を受けた後、インドビームラインが設置される予定の放射光科学研究施設BL-18Bと、インド人研究者のためのオフィスとなる予定の２号館の居室を視察しました。   また、翌20日には、東海村に建設中の大強度陽子加速器施設（J-PARC）を訪れました。永宮正治J-PARCセンター長からJ-PARCの概況説明を受けた後、建設や試験が急ピッチで進んでいる物質・生命科学実験施設（MLF）、ハドロン実験施設、ニュートリノ実験施設を視察しました。   今回の訪問は、インドの科学技術に指導的な立場にあるChidambaram氏が、今年８月に開催を予定しているアジアサイエンスキャンプの打合せのための来日に併せてKEK訪問を強く望んだものです。KEKでは、従来の研究プロジェクトにおけるインドの研究機関との協力関係やACFA（アジア将来加速器委員会）を通しての結びつきに加え、昨年10月には放射光科学研究施設に専用ビームラインを設置することとした科学的、技術的協力に関する覚書を締結するなど、インドとの研究交流をさらに促進しています。       関連記事： インド主席科学技術顧問がKEKを来訪 /ja/news/topics/2006/DrChidambaram.html フォトンファクトリーにインド科学技術省による専用放射光ビームラインを設置 /ja/news/topics/2008/PFMoU.html         J-PARCの物質・生命科学実験施設（MLF）を視察するChidambaram氏。   KEKの放射光科学研究施設について説明を受ける同氏。

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