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last update:10/03/12
第27回PFシンポジウムが開催されました
3月9・10日、KEK-フォトンファクトリー(PF)とPF懇談会の主催により年1回開催される、第27回PFシンポジウムがつくば国際会議場エポカルで開催されました。
今回のシンポジウムでは、サイエンスのみならず、放射光利用をどのように社会へアピールしていくか、ということも議論されました。
初日午前中には光源加速器を含めたPFの施設報告や、cERL、KEK-Xなど将来計画の進捗報告があり、ユーザーとスタッフ双方から意見を交わしました。
午後には、文科省大型放射光施設利用推進室/量子放射線研究推進室 高谷浩樹室長からのご挨拶の後、鈴木厚人機構長から行政刷新会議 事業仕分けの結果とそれに対する意見、KEKのロードマップとその中におけるPFの位置づけについての説明がありました。
また、日本の放射光の発展にも大きな影響を与えたHerman Winick(ハーマン・ウィニック)教授(SLAC)、2009年にノーベル化学賞を受賞されたAda Yonath(アダ・ヨナット)教授(Weizmann Institute)による特別講演が行われ、引き続き、ヨナット教授へのKEK特別栄誉教授の称号授与式が行われました。
2日目に行われた5件の招待講演では、創薬や新材料など、実用化が見込まれる幅広い研究分野の成果と現在の取り組みについての発表がありました。午後に行われたPFの運営についての意見交換会では、共同利用を活性化するために何ができるか、若手研究者の育成のための取り組み、将来計画を実現するための方針等について、率直な意見が交換されました。
2日間を通して、290件のポスター発表、機構内外から前回を上回る405名の参加者が集まり、活力のあるシンポジウムとなりました。
関連サイト:
PFシンポジウムのwebページ
PFのwebページ
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アダ・ヨナット教授による特別講演
PFシンポジウム集合写真
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