前のページ KEKツアー 次のページ  
中性子科学研究施設

 


陽子ビームを用いて生み出した中性子のパルスを使い物質を調べる研究施設です。

中性子パルスを物質にあて、中から飛び出す中性子を分析し、原子の配列や磁気の構造、それらの運動の様子を調べます。

この施設では加速器からの高いエネルギーを持つ陽子ビームを用いた最先端の中性子源が世界に先駆けて実用化されました。

写真の施設内部では、十数台のそれぞれ特徴ある新しいタイプの中性子分光器が分析装置として開発され活躍してきました。

ここは全国の大学共同利用施設として、生体を構成している物質や高分子化合物の構造の解明、磁性体や高温超伝導体の本質を調べる物性研究、さらに新材料開発、原子核・素粒子に関する基礎物理学など幅広い研究が行われています。