服部 優菜 さん 参加時:東京女子大学 文理学部数理学科 4期生 |
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大学の夏休みは長く、いろいろな過ごし方があり、その過ごし方によって大学生活は大きく左右されると言えます。サマーチャレンジでは9日間研究所に宿泊し、大学とは違った講義や実験に参加することが出来ます。内容は決して簡単ではありませんが、朝から晩まで質問しまくることが可能な環境でした。私はサマーチャレンジに参加して、物理や将来に対するビジョンがはっきりとするようになりました。これは9日間物理漬けの生活をしながら、他の参加学生やいろいろな研究者の方と具体的な話をすることが出来たからです。貴重な出会いがたくさんありました。今の大学生活に満足している人もしていない人も、サマーチャレンジに参加したら新たな課題と支え合える仲間に出会うはずです。そしてその後の大学生活は今とは違ったもの、よりよいものになると思います。 | ||
西口 大貴 さん 参加時:東京大学 理学部 物理学科 3年 4期生 |
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サマチャレに応募するかどうか決めかねていた私が、最終的に応募した一番大きな理由は、物理を志す同世代の仲間と交流したいと思ったからです。今振り返ると、この決断は大正解でした。KEKで過ごした9日間は非常に充実しており、全国各地から集まった見ず知らずの同世代の学生達の間に固い絆を築くには十分すぎました。サマチャレが終わった今でもその絆はなくなることなく、むしろ強固なものになっています。たとえサマチャレの時にはしゃべる機会がなかった相手とでさえ、サマチャレという共通の経験があるだけですぐに打ち解けあえる。そんな魔力がサマチャレには存在します。サマチャレOB/OGは素粒子・原子核に限らず多種多様な分野に進みます。分野を超えた同世代のつながりは、今後の自身の研究生活にも日本の物理界にも大きな意義をもたらすと確信しています。 | ||
山崎 亜也香 さん 参加時:群馬大学 教育学部 理科専攻 2年 4期生 |
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私は大学2年生の時にサマーチャレンジに参加しました。応募時は3年生対象のプログラムに参加してついて行けるだろうかと不安でした。実際に、講義や演習は普段の大学でのものよりハイレベルな内容でしたが、担当の先生方のフォローや参加者間での議論のもと理解を深めていくことが出来ました。サマーチャレンジでは、モチベーションの高い参加者の中で遅くまで学生同士で議論をしたり実験を行ったりする経験が出来ました。やる気を持った人たちの中で、当たり前のように頑張っていられる環境というのは貴重であると思います。不安に思っている時間がもったいなく思うほどに多くの刺激がある環境です。ぜひ参加してみて欲しいと思います。 | ||
椎野 健一 さん 参加時:東京工業大学 生命理工学部 生命工学科 3年 4期生 |
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応募するときには「KEKだし参加者は物理系ばっかりなのかな、講義や演習についていけるのかな」と心配していました。でも、いざ参加してみると(もちろん大変でしたが)頑張ればそれらから得られるものは非常に多かったですし、何よりとても楽しめました。そして、サマチャレの1週間だけでなくそれ以来ずっと続いている交友関係こそが、サマチャレで得られたかけがえのないものでした。サマチャレには全国からやる気に満ちた参加者が集まります。そういう人達との交流は、勉強・研究へのやる気を失った時にも自分を奮起させてくれます。応募を迷っている人、特に化学・生命系の人達へ:せっかくサマチャレを見つけたのだから参加してみてください。おすすめします! |