< 前のページへ               - 3 -             後のページへ >    

 ■ 8月10日  運営を支えるスタッフの素顔 vol.9  五十嵐 教之 講義班 

物生コース講義担当、演習04も担当している五十嵐です。サマチャレには物生コースが加わった一昨年から参加しています。昨年は途中で海外逃亡してしまったのですが、今年はバッチリ最後まで付き合いますので、よろしくお願いします。と言っても徹夜は勘弁なのでお手柔らかに。物生コースの講義は物理、化学、生物と内容が多岐にわたっているので、ついてくるのは大変かもしれませんが、その分いろいろな世界に触れることができるので、今後皆さんが進む道を考えるのに参考になるのではと思っています。また講義は前半の午前中に集中しているので、皆さんの高エネ研生活のリズムを作る意味でも大変重要です。また、演習に入るとみんなバラバラになってしまうので、講義のうちにぜひ仲良くなって充実したサマチャレ生活になるようにしてください。

写真上:一昨年のサマチャレ演習(蛋白結晶)での熱心な指導!?
写真中:阿蘇の草千里で子どもと戯れている 写真下:ドバイの浜辺で爽やかな朝日を浴びてジョギング

 

 ■ 8月6日  運営を支えるスタッフの素顔 vol.8  本田 由子 事務局 

みなさん、こんにちは。事務局の本田です。サマチャレでのお仕事は、参加学生やスタッフの方々の諸事務手続き、運営に関する様々なこと(一言では言えないような雑多なこと)を担当しています。サマチャレに関わるようになって4年目、毎年いろいろな人達との交流を楽しみに日夜仕事に励んでいます。今年はどんな学生さんが来るのかな~気軽に事務局に遊びに来てくださいね。たくさんお話ししましょう!
普段は素粒子原子核研究所の実験グループで秘書業務をしています。若い人たちとの交流はほとんどないので、サマチャレでは若いパワーをお裾分けしてもらいたいです! 小鳥と自然をこよなく愛する、福岡県出身。

写真上:歴代のサマチャレTシャツ。紺色は今年のスタッフ用。それぞれに思い出が詰まっています。写真中:愛鳥の文鳥2羽。ただ今入浴中(水浴び中)写真下:山にも登ります。ヘタレですが・・。北岳山頂付近より富士山を望む。私は向かって左です。

 

 ■ 7月27日  運営を支えるスタッフの素顔 vol.7  小沢 恭一郎  副校長 

今回副校長に就任しました小沢です。サマチャレには第一回からいろいろな形で参加してきました。参加学生の皆さんには人生の心配事はたくさんあるとは思いますが、期間中はすべてを忘れて物理に打ち込んでください。得られることはきっとある!
普段はJ-PARCのハドロンホールにおいて、対称性の自発的破れによる陽子質量の獲得機構の研究に従事しています。学生時代はお酒にカラオケ三昧、でも現在は娘1人息子2人のパパで、趣味は子育て。休日はもっぱら子供たちと遊んでいる明るいイクメンです。

写真上:J-PARCの巨大電磁石。これを使って実験を行います。
写真中:第一回サマチャレのリハーサル風景。向かって左が私。
写真下:子供と一緒に作ったLEGO”恐竜くん”

 

 ■ 7月18日 演習リハーサル始まる!!

サマーチャレンジ本番まであと一か月となり、各演習のリハーサルが始まりました。素核コース一番乗りは演習2「最新のシンチレーション検出器を究めよう」のTA3人。みな演習担当教官である中村先生の研究室メンバーで、M2の藤田君は昨年に引き続き二度目のサマチャレTA。今日はお世話になる方々へのあいさつ回りから始まり、演習場所の掃除、実験器具の動作確認等を行いました。3人は今日から3日間KEKに泊まり込み、液体キセノンをチェンバーの中に入れアルファ線を使って励起させる、またオシロスコープを使っての信号確認等、本番に向けた実験準備を行う予定です。
写真上:実験装置の動作確認
写真下:向かって左から藤田君「サマチャレは講義や実験だけでなく参加した人たちとの交流も大切。特に夜は楽しみましょう!?」吉田君「学部生の間にこのような経験ができるのは貴重なこと。9日間は大変でも終わった後には必ず力になっていると思うので、なんでも遠慮なしに質問してください!」夏目君「こちらの場は暖めておきます。人見知りな人もwelcome!」
ユーモアにあふれ、とても礼儀正しい3人でした!

 

 ■ 7月17日  演習担当紹介 ー小嶋 健児(KEK) 物生コース演習6

演習課題M06「宇宙線を用いたミュオンスピン回転」を担当の小嶋です。皆さんご存知のように、KEKサマーチャレンジは「素粒子・原子核コース」と「物質・生命コース」に別れていますが、この分類は人間が決めただけで、もともと自然には素核・物生の区別などありません。ミュオンという素粒子は素核的な興味の対象だけでなく、物質生命の研究にも使えるという両分野の接点に位置している変わった存在です。しかも、毎秒手のひら大の面積に一個ぐらい空から降って来ている、という実は身近な粒子です。僕自身、大学1−2年生の「核研夏休み実験(大昔のサマーチャレンジ?)」でミュオンの寿命を測定して以来、途中別の分野に惹かれて、浮気をしながらも、既に20年以上、この粒子と付き合っています。この演習では秋のビーム実験(予定)で測定する高温超伝導体試料を作りつつ、天から降ってくる宇宙線ミュオンで遊んでみたいと思います。

On a beautiful day in England (左), scientists mount a sample in a lab (中), or talk about a new detector system developed at KEK (右). Photos taken at Rutherford Appleton Lab., UK, 2011.

 

 ■ 7月13日  運営を支えるスタッフの素顔 vol.6  中尾 裕則 物生演習班

物生コース演習班の中尾です。各演習が円滑に進むように、演習の準備、放射線取扱の手続き、演習教官との打合せ等を担当しています。
高校生のころからKEKをよく知っていて、その頃は素核に進みたいと考えていましたが、大学時代に紆余曲折あり現在は物質構造科学研究所に所属し物質の性質がなぜ発現するのか、どのような原子がどのように並んでいるのか等、すべての物の性質を調べる研究に従事しています。
学生時代は泳ぐ、走る、こぐ(自転車)に夢中で、一日に300kmこいでいたこともある体育会系でしたが、現在の趣味は研究と子育て。9歳から0歳まで5人の子供の良き父親です。
写真上:楽しい楽しい実験。手に持っているのは冷凍機です。
写真下:今年3月に5番目の赤ちゃんが誕生しました。

 

 

Copyright © サマーチャレンジAll Rights Reserved.