本文へスキップ

 

サマーチャレンジ卒業生からのメッセージ
  藤山 翔乃   九州大学理学部物理学科   6期生 素核コース
私は今回サマチャレに参加することで多くのことを学ぶことができ、またとても楽しい時を過ごすことができました。大学のカリキュラムでは十分満足いく実験ができないことが多く進路にも悩んでいましたが、決して自分の大学ではやらせてくれなさそうな実験を経験し、担当の先生方やTAの方々また一緒に参加した同級生たちと議論したりすることで自分の進路を決めるのにとても役立ちました。サマチャレ期間中は勉強のことばかりではなく他大学の参加者と雑談したりもし、サマチャレが終わった後も同窓会や参加者同士でゼミを企画し勉強会をしたりとサマチャレ期間だけの交流ではないので、将来の自分にとってかけがえのなものを得られると思います。
 
 山本 悠策   立命館大学生命科学部応用科学科   6期生 物生コース
サマチャレで人生が変わった、そう言っても過言ではありません。私は進路について悩んでいる時期に参加させて頂きました。KEKでの講義や演習はハイレベルかつ知的好奇心を掻き立てられるもので、9日間があっと言う間でした。物質・生命コースは物理から生物まで内容が幅広く、興味・関心の再発見に繋がります。後の大学での研究室選びにおいても良い判断材料になりました。また、他の参加者との何気ない会話もサマチャレの大きな醍醐味です。会話の中から感じられる学問に対する考え方の違いは特に印象的でした。専門分野の異なる参加者が持つ多彩な考え方は興味深く、学ぶべきところが多かったと感じています。サマチャレでの経験は思い描いていた将来像を、大きく変えてくれました。この様な刺激的な経験が出来る機会は滅多にないと思います。是非、サマチャレに参加してみて下さい。
 
 古谷 眸   筑波大学理工学群物理学類   6期生 素核コース
私がサマチャレに応募した一番の理由は、同世代で同じ分野を勉強している仲間と仲良くなりたいと思ったからです。初日の夜、全国各地から集まる物理や化学へのモチベーションの高いみんなと話し、まだ1日目ながらにも参加して本当によかったと思いました。その仲間たちとは9日間のサマチャレを通してさらに仲良くなり、サマチャレ後もよく会っています。かけがえのない仲間と出会えた貴重な機会でした。もちろん講義も実験も魅力的で、何よりも朝から晩までなにも気にせずにただ実験に励めたということが今でも鮮明に思い出せるくらい楽しかったです。院生の方や教授から研究に関する具体的な話も聞くことができました。このような貴重な経験はまたとなく、私の大学生活をより充実したものに変えてくれました。勉強したい人、実験したい人、仲間と交流したい人、大学生活に刺激を求めたい人、ぜひ参加することをお勧めします。
 
 黒子 めぐみ   東北大学理学部理学科   6期生 物生コース
サマチャレに参加して得たものは、物理に対する情熱です。私のサマチャレ参加前後の成績を見れば明らかです(笑)。もう一つが人との出会いだと思います。全国から集まる物理を志す学生と友達になることが出来るし、SNS等を通して今でも連絡をとっています。さらに、実験や生活をサポートしてくれる先生やTAさん達との出会いです。自分よりも遥かに深い物理的な考え方に触れたことで、自分のモチベーションも上がったし、一種のロールモデルを見つけることが出来ました。本当にこんな風に物理ができるようになりたいと思いました。自分がついて行けるかなと不安になるかもしれませんが、TAさんと納得いくまで話し合うのも面白いですよ。少し過酷なこともあるけれど、なにより実験が面白いし、楽しいことのほうが圧倒的に多いので、迷っているなら参加しましょう。物理がさらに好きになります。
 
 宮本 晃伸   山口大学理学部物理情報科学科   6期生 素核コース
このサマーチャレンジは 僕の人生の中で一番とも言えるほど刺激的な出来事でした。世界の最先端技術を目の前で見ることが出来ること。自分の大学にこもっていては出会えない人達との出会い。実際に研究をしている人のもとでの実験演習。なかなか出来る体験ではありません。自分は人見知りだからやめとこうかななんて思っている人がいるかもしれませんが、大丈夫です。サマーチャレンジには班別の実験の演習があって必然的に班の人達と喋ることになるので人見知りでも友達出来ます!人見知りの僕が言うので間違いないです。全国には物理好きのすごい奴等がたくさんいます。迷っている暇はないですよ。今すぐ応募しましょう。
 
 増山 美優   奈良女子大学理学部物理科学科   6期生 素核コース
サマチャレでわたしは宇宙背景放射の温度測定をする演習班でした。観測をして得たデータを解析するのですが、同じ班のメンバーやTAさんたちと相談して考えながら進めていく演習はとてもわくわくさせられました。夜遅くまで観測・解析をし、宿泊施設までの帰り道ではみんなで星空を眺めながら語たりあった最高の10日間でした。解析のことで頭がいっぱいで寝ているときに解析が終わらなくて焦る夢まで見るという体験までし(笑)、いままでぼんやりと考えていた研究者というものを実感できた気がします。サマチャレが終わって帰ってきてからもそこで知り合った友人たちとゼミをしたりと、素敵な友人がたくさんできたのもサマチャレのおかげです!
 
 宮崎 達也   関西学院大学理工学部物理学科   6期生 物生コース
つくばでの10日間は行くまでが不安なだけで、到着してからは不安など感じる時間も要素も全くありませんでした。たとえ大学が違っても、話題には事欠かないからです。自分の大学の事、生活の事、行う実験の事など話していると止まりません。僕も参加するまで10日間で誰かとこんなに仲良くなれるとは思いませんでした。普段あまり他人との交流を行わない僕がサマーチャレンジの事を知って参加しようとしたのは、去年参加した先輩がある授業が終わった後に急に教壇に立って「こういう催しがあって参加できる。」というのを話し出したとき、ふと「夏休みはこれに参加して少しは充実させたい。」と思ったからです。きっかけというのはこれくらいの「ふと思う」ということが大事だと思いました。似た様な機会があればまた参加したいと思っています。
 
 沼倉 凌介   埼玉大学理学部物理学科   6期生 素核コース
大学生活における長期休業でサマチャレに参加した3年の夏休みは最も有意義な夏休みとなりました。10日間ずっと他大学の学生と一緒に研究をするという機会はこの先なかなかないでしょう。サマチャレに参加して一番良かったと思うことは他大学にたくさんの友人ができたということです。自分の大学内だけではなかなか物理の話で盛り上がったり議論し合ったりすることができなかったのでとても楽しかったし、交友関係はサマチャレが終わった後でも続いて、同じ関東に住んでいる人にはたまに会ったり、遠くに住んでいる人とはSkypeを使ってゼミをしたりしています。物理が好きな自分にとってはとても居心地のいい空間でした。サマチャレに参加しようか迷っている学生にはぜひ参加することをお勧めします。
 
 岩淵 裕之   信州大学繊維学部応用生物学系   6期生 物生コース
今回、サマーチャレンジを応募するにあたって、はじめは生物系の人間が行っても大丈夫かなと思っていました。しかし、先生方や職員の方、TAの皆さんのおかげで何とか実習を終えることができました。物理ばかりでついていけるかなと不安なことも多かったですが、普段自分の知らない分野に触れることができとても勉強になりました。勉強以外でも、普段交流のない他の大学の方との交流ができ、とても楽しくまた非常に刺激になりました。異なる分野の方との交流により、自分の視野を広げてもらいとても勉強になりました。短い期間でしたが自分を成長させてくれるよい機会でした。自分を高めるために、是非参加してみてはいかがでしょうか。
 
 二階堂 瑞希   お茶の水女子大学理学部物理学科   6期生 素核コース
サマチャレでの実験は学生実験では行わないようなものばかり!数日間かけて実験に取り組みます。正直言って私はつらいときもありました。装置の扱いや解析の理解に苦しんだり、準備に追われて眠れなかったり。でもそうした体験があったからこそ、自分が少しでも成長できたのではと実感しています。実験は研究者の方・TAの方々のもとで行う訳ですが、第一線で活躍する方と密な議論をしながら、実験から解析・考察という一通りの流れを行えるという環境は、他では体験できないことだと思います。サマチャレが終わってみれば、講義・実験・人々との交流といった充実した時間を過ごすことができて幸せでした。ぜひ参加して、積極的にあらゆるものを吸収してほしいと思います!
 
 井上 知大   慶応義塾大学理工学部化学科   6期生 物生コース
私がサマーチャレンジに参加したのは大学1年生の時です。応募したきっかけ自体は、『せっかく大学に入ったのだから、夏休みを暇に過ごすのはもったいない』といった程度のものでした。実際、大学3年生向けなのだから自分が選ばれることはあまりないだろう、とたかをくくっていた面もあります。しかし、実際にKEKに行き、そして講座を受けたり実験をしたりするととても楽しむことができ、ためになる話も沢山聞くことができました。内容自体も、配布される資料を読み込めばある程度理解できることが多く、むしろ未知の分野を良く知るきっかけになったと思います。実験もかなり楽しむことができ、なおかつ今まであまり知らなかった面白い器具に触れるチャンスでもありました。1年、2年でも熱意が認められれば参加できますので、夏の予定がまだ決まっていない方は是非応募してみてください。とても楽しい期間になります。
 
 三橋 怜   早稲田大学先進理工学部物理学科   6期生 素核コース
私がサマーチャレンジを知ったきっかけは大学の先輩と同期の勧めでした。今まで大学の講義を聞くだけの受動的な勉強姿勢であったため実際勉強したことを活かせるのかと不安に思っていました。そこで主体的に物理学を学びたいと思いサマーチャレンジに参加しました。私がサマーチャレンジに参加して良かったと思うことは、自分が持っているものを全て振り絞る経験が出来た事です。世界で活躍している先生の講義で最先端の物理についての知識を得た事と物理学を勉強する仲間と交流し、特に同じ実験班の仲間とは苦楽を共にする仲になれた事は私にとっての財産です。最終日の発表をより良いものにするために、サマーチャレンジ内も含めて自分が今まで学んできたことをアウトプットして議論することが出来たのは貴重な経験でした。物理を学んでいる人もそうでない人も、自分の限界を超える経験、また仲間作りの為にサマーチャレンジに参加しませんか。
 
 森 智洋   関西学院大学理工学部物理学科   6期生 素核コース
サマーチャレンジに参加した動機は、『新しい友達ができる』ということです。 つくばに着くと同じ考えの人も多く、すぐに仲良くなれました。また実験だけではなく、懇談会などの場でも多くの人と出会うことができました。サマーチャレンジが終わり神戸に帰ると、普段の生活に戻り安心する一方で、寂しい気持ちになりました。前日まで、実験や解析を一緒にしていた仲間がいないので当然です。そんなせっかくの縁を無駄にしないようにするため、サマーチャレンジの関西の仲間と2ヶ月に1回ほど集まって親睦会をしています。魅力的に感じていたことは期待通りでした。さらに、以前サマーチャレンジに参加された先輩方との交流もあり、期待以上に交友関係が広がり今でもよい刺激になっています。これを読んで下さっている皆さんにも参加されることをぜひお勧めします。
 
 長谷川 友里 参加時:筑波大学理工学群応用理工学類 5期生 物生コース
       現在:筑波大学大学院数理物質科学研究科電子・物理工学専攻
サマーチャレンジでの講義や実験では、たくさんの事を学ぶことが出来きました。そこで得たのは知識的な事だけではなく、新しいものに対する好奇心でした。まだまだ知りたいことはたくさんあって、今も大学の研究室で楽しく研究しています。それから、自分と同じように研究に取り組む友達もたくさんできました。サマチャレは全国からやる気のある学生が集まるしレベルも高そうだし難しそう、と思うかもしれませんが、少しでも興味を持ったら応募してみてください!大学生活だけではなく、今後の自分にとって何か糧になるものを得ることができると思います。
 
 嶋田 裕樹  参加時:東邦大学理学部物理学科   5期生 素核コース
         現在:東邦大学大学院理学研究科物理学専攻
サマチャレの内容を文面だけで見ると,いくら明るく楽しそうに書いてあっても,いかにも「研究!実験!物理!」といった感じで思わず近寄り難いイメージを持ってしまうかもしれません….しかしご安心を!和やかなムードとスタッフ方の手厚いサポートの中,伸び伸びと先端科学に自らの手で触れることができます.もしかしたら追究し過ぎて時間が足りず穏やかではないかも(笑) ですが,各演習班に分かれて各々のテーマについて9日間同じチームで考え,1つのものを作り上げていく…それも専門分野ですからね,日常では体験できませんよ?そしてまずは,できるか否かではなく,やりたいかどうか!です☆ 是非,この貴重な機会を見逃さないで下さい!
 
 宮本 道人  参加時:慶応義塾大学理工学部物理学科  5期生 素核コース
         現在:東京大学大学院理学研究科物理学専攻
「サマチャレ参加してみたいけど、自分は成績も悪いし実験も苦手だしついていけなそう」。そんなふうに考えていた時期が僕にもありました。結局サマチャレに応募したのは申し込み最終日の夜中。その時はほとんどノリで応募したのですが、今考えると応募した自分を褒めてあげたいです(笑)。いざサマチャレが始まると、受付の日に学生が勝手に懇親会を開いていて、人見知りの僕でもすぐに友達ができました。演習では、TAの先輩方は知らないソフトの使い方を教えてくれたりして親切、先生方は話が面白いし凄く優しい! とにかく完璧な環境でした。今でも先生・先輩・友人との交流は続いていて、この間は3期生の方々と合同で研究発表会を開いて、3期5期合わせて50人ほどの参加者が集まりました。こうした世代間の繋がりもサマチャレの魅力の一つです! 7期への応募を考えている皆さま、いつか交流できる日が来ることを楽しみにしています!
 
 坂東 隆宏  参加時:筑波大学理工学群応用理工学類  5期生 素核コース
         現在:総合研究大学院大学物理科学研究科核融合科学専攻
サマーチャレンジで得られたことは多くありますが、特筆すべきことは、「志の高い仲間との出会い」です。サマーチャレンジには非常に志の高い学生が集まっています。普段の大学生活では出会えないような素晴らしい能力・やる気を持った学生にも出会えることでしょう。その経験は、参加したあなたの価値観を変えることもあるかもしれません。また、自分の視座がより高くなるのを実感できるでしょう。視座が変われば意識が変わり、自分の行動に変化がでるでしょう。なにやら、エラソーに書いてしまってごめんなさい笑。ただ、僕も、価値観が変わった一人です。価値観が変わる経験なんて、そうできるもんじゃありません。ぜひともプログラムを見て、参加を検討してみてくださいね^^。
 
 鷲見 貴生  参加時:早稲田大学先進理工学部応用物理学科  3期生
    現在:早稲田大学大学院先進理工学研究科物理学及応用物理学専攻
サマチャレに参加するとたくさん得ることがありますが、特に人との繋がりは最大だと思います。私はB1の時にこのサマチャレに参加しました。当時は大学に入学して間もなかったためか、周りには物理大好き人間がほとんどおらず寂しい思いをしていました。そんなときに参加したサマチャレでは、周りは愉快でフレンドリーな物理大好き人間ばかりで、まさに自分が求めていた環境でした。あまりに居心地が良かったため、サマチャレが終わって1週間ほどホームシックならぬサマチャレシックにかかりましたが、どっこいこれで終わりではなくちょくちょく飲み会やセミナーや合宿を企画し4年経った今でもよく集まっています。これから応募しようか考えている皆さんは色々不安もあるかと思いますが、そういうのは案外なんとかなるので思い切って応募してみてください!

 

 

 

 


今年もやります!!
サマチャレ最新情報はこちらから↑
さまちゃれ・なう2013
 


昨年の様子はこちらから↑
さまちゃれ・なう2012



LINK

数物セミナー
サマチャレOBが立ち上げた、数学・物理に興味のある大学学部生を対象とした全国規模のセミナー

非公式サマチャレHP!

4期生が綴ったサマチャレ座談会・体験記


物理若手コロキウム
サマチャレOBを中心に、物理学を学ぶ大学院生及び学部生が立ち上げた団体