山岸 茜さん   上智大学理工学部  8期生・物生コース
サマチャレでの経験は間違いなく、その名の通り「チャレンジング」なものになると思います!私の場合、物理には苦手意識があったので、初めは盛り沢山な講義資料を前にし、このまま分からないことだらけでサマチャレが終わってしまったらどうしようという不安もありました。しかし、先生方やTAさんが何度も時間をかけて言葉を選んで説明してくださったので、どんどん疑問が解消していくのが楽しかったです。また、自分とは異なる専門分野の学生と交流することでビジョンが広がり、自分が今まで興味があった分野を新しい角度から見ることができるようになりました。自分のやりたいことがはっきり見えていない、という方にもおすすめしたいです。

 

 萩原 健太 さん  横浜国立大学理工学部  8期生・素核コース
さあ、サマチャレに参加しよう!先生・TAがマンツーマンで付き、他大学の仲間と1つの実験を極める経験は、必ず何か身に付きます。ときに寝る間を惜しんで演習したり話したりした、最高の仲間が生まれます。
ニュートリノを発見しよう!原理は簡単、磁場中の粒子の運動<磁気スペクトログラフ>。でも、自分たちの思うように演習を進めるので、考えどころ満載です。素粒子が難しく感じていた僕でも、演習を通じ、みんなに説明できるくらいすっきり理解できました。そして、演習の予習はしっかりと!実験の理解をさらに深めること間違いなしです。

 

 秋山 和也 さん   立命館大学生命科学部   8期生・物生コース
サマチャレに参加した理由は、純粋に面白そうだと感じたからでした。サマチャレに参加した人は勉強に対しての意欲が高く、とても良い刺激になりました。演習では様々な専攻の人が集まるので、自分とは違う専攻の話を聞くことができ学問に対する考え方や興味の幅が広がりました。また研究者の生活や研究に関するノウハウなども知ることができ、研究者を目指すモチベーションがさらに高まりました。私が参加した物生コースは物理だけではなく化学や生物も扱っているので、学問に対する新たな発見があると思います。自分の専攻に関わらず、サマチャレに関心が少しでもあれば参加してください。知りたいという好奇心を行動に移す。それが「チャレンジ」です。

 

 澁川 友菜 さん  東北大学理学部   8期生・素核コース
「実験の楽しさが、イマイチわからない…。」これは、サマチャレ参加前の私の気持ちでした。しかし、参加後は「実験っておもしろい!」に変わりました。なぜかというと、TAやスタッフさんのご指導はもちろん、同期のモチベーションがものすごく高かったからです。失敗すると「なんで?!」と全員で考えて、議論を交わし、試してみる。こんなに情熱をもって実験を行ったのは生まれて初めてです。 ご飯のときも寝る直前も、あらゆる大学の仲間と物理について語った経験は、私の中で大きな糧になりました!
実験が楽しくてしょうがない方も、まだそれほど魅力を感じていない方も、ぜひ参加して自分の視野を広げることをおすすめします!

 

 黄 勇太 さん   神戸大学理学部  8期生・物生コース
サマチャレに参加して本当に良かったと思います。これは僕だけじゃなくて参加した人のほとんどがそのように思っているでしょう。日本最大級の実験施設で日本最高クラスの先生たちや志をともにする仲間に会える!サマチャレほど色濃く理学にふれあえるイベントは無いと思います。サマチャレではいろいろな事を学ぶ事ができます。それは知識的、技術的な物はもちろん、“研究”とはどんな事なのか?等これからのモチベーションにつながる事もたくさん学べます。知識等は一人でも得る事ができるでしょうが、理学に対する姿勢や気持ちは人との触れ合いでないとえる事ができません。そんな事ができるサマチャレに皆さん参加してみてはいかがですか?

 

 青木 さくら さん  東北大学理学部  8期生・素核コース
私がサマチャレに参加したきっかけは、OBからの勧めでした。自分はB2だったのですがダメもとで応募してみました。実際に参加してみると、物理が大好きな人が集まっていて話がはずみ、とても楽しかったです。私は加速空洞を設計して加工し、電子ビームを飛ばすという演習班でした。ビームを飛ばすのに成功し、磁場をかけて加速したビームのエネルギーを測りたいと言うと、TAの方々は快く追加実験を手伝ってくださいました。参加する前は自分でもついていけるかと心配していたけれど、始まってからは無我夢中に取り組めました。サマチャレに応募するか迷っている人は、ぜひ応募してみてください。行けばきっと楽しいことが待っています!

 

 原 智彦 さん   九州大学農学部  8期生・物生コース
僕はサマーチャレンジに参加し、かけがえのない体験と出会いを経験すると同時に学問を愛して楽しむ大切さに気付けました。素粒子物理学などの最先端科学に携わる先生方の白熱した講義は科学への視野が広がるきっかけとなりました。また、課題演習の特徴は大抵の大学での学生実験と大きく異なって何を次に行なうべきかを学生主体で考えながら進める点で、最終日の成果発表(スライド発表+ポスターセッション)まで実践的に様々なことを学んで来ました。
期間内に知り合った全国各地の志を同じくする同級生達とのつながりは、修了後も残り交流は続いています。まとめると、サマーチャレンジに参加して本当によかったです。皆さんも参加してみませんか?

 

 清水 太朗 さん 東京工業大学理学部  8期生・素核コース
私にとってサマーチャレンジは「未知との遭遇」だった。それは「未知の分野」、「他大学および研究者との交流」、「研究施設見学」、「演習における未知の問題」である。科学の世界は未知で満ちている。だが残念なことに、この重要で一見すると自明な事実を学部生の内では知覚しにくい。私はサマーチャレンジのおかげでその事実を身を持って知覚することができた。それだけでなく、未知の世界への対処法とそれに向かって戦っている研究者たちの姿を知ることができた。これらはみな、今後の私の人生を支える大きな経験となるであろう。次なる挑戦者には是非とも未知なるモノにたくさん遭遇して欲しい。

 

 野道 彩夏 さん   九州大学農学部  8期生・物生コース
私と同様、物理専攻ではない方にも強くお勧めします。講義や見学、演習を通して、未知の世界・技術に触れる感動を全身で味わえます。私は水圏環境問題に興味があるのですが、「全ての自然・生命現象の根底に物理学」ということに改めて気づかされ、研究室配属前に生物物理や分析化学も学びたいという気持ちに。進路を考え直すきっかけにもなります。最前線の研究者の方々と最先端施設に囲まれた贅沢な環境で、実験から発表まで。本当に刺激的です。メンバーと夜な夜な続く議論では、他学部同士だから、考え方や視点の違いが面白い!専門外で分からないことも、メンバーやTA・研究者の方からレッスンしてもらえます。研究の面白さを存分に学べる7日間をぜひ!

 

 安田 浩昌 さん 埼玉大学理学部  8期生・素核コース
突然ですがみなさん、物理は好きですか?もし少しでも物理が好きなら、ぜひサマチャレに参加しましょう。なぜなら、ここには素晴らしい体験と仲間がいるからです。最先端の研究の講義で今まで知らなかったことを知り、その現場を見る。学校では答えが見えている実験を、私達の手で答えを導く。そして、仲間と議論を重ねて成長する自分と、独りでは何もできない自分を感じる。全て、普通に学校で経験しているだけでは得られない経験です。自分の学力じゃ通用しないのでは、と思った人はいますか?そんなの関係ありません。少しでもいいから物理が好きなら、それが参加資格になるでしょう。ぜひ、かけがえのない仲間たちとの素晴らしい体験を。

 

 後藤 政男 さん   琉球大学理学部  8期生・物生コース
このメッセージを読んでるそこの君!このページまで行き着くぐらいですから相当関心があるのでしょう。それなら即参加すべきです。
私のサマチャレの数日間はとてもかけがえのないものになりました。なにしろ全員物理だったり工学だったり生物だったりに関心を持って参加しているので、それぞれの分野を話す話す話すの話しっぱなしでした。次の日が来ても話すか議論してしてましたね。自分の専門である物理や他分野につかりっぱなしの一週間でした。いやー楽しかった。サマチャレは演習も楽しいですが交流も楽しかった。是非参加しましょう!

 

 清水 俊樹 さん 東京農工大学工学部  8期生・素核コース
サマチャレに参加して良かったことが3つあります。まず1つ目に、様々な人と出会ったことです。全国から集まった意欲ある学生、経験豊富なTA、先生方と交わることは非常に良い刺激でした。多くの友人をここで作れたことも人生の宝になると思います。2つ目に、「真」の実験を経験できたことです。サマチャレでの実験は班の仲間やTAと積極的に議論して試行錯誤しながら行うので、受身的でない本来の実験に近いものが体験できます。3つ目に、物理学の面白さを再認識できました。講義を聴いたりKEKの施設を見学したりして、改めて物理って楽しいなと感じました。サマチャレでの楽しかったことは300字では書ききれません。百聞は一見に如かず。是非自分の目で確かめてみて下さい。

 

 菊池 槙子 さん   いわき明星大学薬学部  8期生・物生コース
私が応募したきっかけは先生と先輩の勧めでした。しかし私は薬学科の4年生なので、他の参加者と馴染めるのか、また講義についていけるかとても不安でした。実際はとても親しみやすい人ばかりで友達もすぐにでき、ついていけるか不安だった講義も講師の先生やTAの方々のおかげでなんとか乗り切ることができました。さらに私は唯一の薬学科だったのですが、普段なかなか関わることができない他大学の人と関わることができ、他の参加者以上に普段と全く異なる8日間を過ごせたと感じています。サマチャレは私にとって夢のような空間でした。参加するまでは物理学科の参加者が多いイメージでしたが、物質・生命コースは物理学科以外の学部の参加者がむしろ多かった気がします。

 

 西 翔平 さん 中央大学理工学部  8期生・素核コース
私は今回サマチャレに参加することで、多くのことを学びました。はじめは、夏休みの思い出になればいいくらいの気持ちで応募しましたが、合格が決まり送られてきたテキストを読んでいくうちに、素粒子の世界に引き込まれていき、待ち遠しくなっていました。サマチャレが始まってからは、自分の興味のある講義、実験の毎日でした。講義では、普段大学では聞くことのできないような講義から、実験する際に重要だが学生が苦手なような分野の解説まで、限られた時間の中でたくさんの知識がつけられました。実験では、毎日みんなで一つの課題に取り組み、時間が過ぎても生徒だけで集まり話し合い、最終的に10日間でみんな行った実験の結果をまとめ一つのものをつくりあげるというもので、とても難しく大変なものでしたが、これ以上にありえないくらいに自分の課題について理解でき、更に普段大学で学んでいる知識では足りないと思い知らされるほどに、実験方法についても学びました。全てのプログラムで、たくさんのことを学ぶことができ、素晴らしい10日間だったと思います。

 

 堤 拓朗 さん   北海道大学理学部  8期生・物生コース
私はこのサマーチャレンジを通してかけがえのないものを手に入れました。それは「研究者を目指す仲間」と「大学ではできない貴重な経験」です。
サマチャレに参加する前は研究者を目指すことに対して不安がありました。しかし、自分と同じように研究者を目指す人と接するうちに不安が解消されて、参加する前よりも強く研究者になりたいと思うようになりました。また、異なる分野の人との交流や大学では使えないような装置を使った演習は、とても貴重な経験になりました。今、サマチャレを申し込もうか迷っているのなら、ぜひ勇気を振り絞って申し込んでみてください。最高で忘れられない夏になるはずです!

 

 柳井 優花 さん 参加時:近畿大学理工部
          現 在:大阪大学大学院理学研究科  7期生・素核コース

サマ−チャレンジでは約10日間一つの課題について実験をしましたが、理論や実験方法、実験装置の組み立てなどから自分達で話し合ったり夜も実験をしたり、大学の実験では経験できない事ができ、とても勉強になり面白かったです。参加するまでは進学について具体的には考えていなかったけれど、素粒子、原子核にさらに興味を持ったので演習で担当して頂いた研究室に進学しようと思い、進学しました。将来を決めるきっかけを作って下さったサマ−チャレンジには感謝しています。

 

 和田垣 沙織 さん   参加時:大阪大学工部
          現 在:大阪大学大学院工学研究科 7期生・物生コース
演習では先生やメンバーと議論したり一日中実験したり、大変でしたが毎日が充実していてとても楽しかったです。先生の研究者としての姿を見れたことや、大きな研究機関で実験できたことは、自分のキャリアを考える上で貴重な経験になりました。また参加者は理学部所属の人が多く不安もありましたが、科学が好きな気持ちは一緒だったのですぐに打ち解けることができ、その仲は今でも続いています。サマチャレに参加したから今の自分があると言えます。みなさんもぜひ参加して、忘れられない素敵な夏の思い出をつくってください!

 

 高橋 光成 さん 参加時:名古屋大学理学部
          現 在:東京大学大学院理学系研究科  5期生・素核コース

サマーチャレンジに参加してから4年弱が経ち、私は現在博士課程の学生としてCTAとFermi-LATという2つの国際プロジェクトに関わっています。サマーチャレンジで熱意を持った仲間と遠慮なくぶつかり合い、担当の先生やTAの方々親身に指導して頂いたおかげで、相手が初対面の人、外国人あるいは偉い教授であっても、臆することなく自分の考えを伝えられるようになりました。科学という世界共通のフィールドで活動するもの同士、皆仲間だという意識を持てるようになったと感じています。

 

 西村 昇一郎 さん 参加時:大阪大学理学部
           現 在:東京大学大学院理学系研究科  4期生・素核コース

私が参加したサマチャレ演習は時間反転対称性の探索というタイトルでXeの電気双極子モーメント(EDM)の測定を行うという内容であった。この演習は第一希望では無く、当時EDMに関してはまるで知識も興味もなかった。が、現在の研究室ではミューオンEDMを測定するという実験に参加しており、サマチャレの影響を大きく受けたものとなった。さらに、サマチャレ終了1年後に実施されたアンケートでは大半のサマチャレ生が博士進学を希望するという結果であり、参加者の多数がサマチャレ演習により研究の面白さにふれあえたのだと言える。現に私もその一人で、ついには博士課程まで進学している。研究職に進む方向へ大きく人生を動かしてくれるサマチャレ。研究職の希望の有無に関わらず、受講を強く勧める。研究の面白さのほんの一部にすぎないが、ぜひ体感していただきたい。

 

 

バナースペース

 

LINK

数物セミナー
サマチャレOBが立ち上げた、数学・物理に興味のある大学学部生を対象とした全国規模のセミナー

非公式サマチャレHP!
4期生が綴ったサマチャレ座談会・体験記