2011年12月4日(日)

13:30開場/14:00開演

ノバホール

入場無料(全席自由)

【第1部】講演

ノーベル賞を受賞した小柴教授とともにニュートリノ物理を開拓してきた鈴木厚人高エネルギー加速器研究機構長が、ニュートリノの魔力・魅力にとりつかれた30年とこれからのニュートリノ研究の面白さを写真や図を使って分かりやすく説明します。

【第2部】ピアノコンサート

講演に続いて、世界中で大活躍のピアニスト中野翔太さんによるラヴェル、リスト、シューマン、ガーシュインなどの演奏をお楽しみください。

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第1部 講演

鈴木 厚人(すずき あつと)

高エネルギー加速器研究機構長

新潟県で生まれ、東北大学副学長を経て、現在高エネルギー加速器研究機構長。(理学博士)素粒子物理学・ニュートリノ物理学が専門。カミオカンデ実験、スーパーカミオカンデ実験を経て、液体シンチレータを用いたニュートリノ検出装置(カムランド)を建設し、ニュートリノの振動現象を世界で初めて観測、「消えた太陽ニュートリノの謎」を解決した。また、地球内部から飛来する反ニュートリノの検出にも世界で初めて成功した。高エネルギー加速器研究機構の機構長に就任してからは、日本のみならず世界での物質の根源を探る素粒子研究の推進に邁進している。仁科賞・学士院賞など多数の賞を受賞。

講演タイトル「ニュートリノは日本人が好きなんだ!」

日本の誇る素粒子物理学・ニュートリノ物理学研究の専門家であり、仁科賞や2006年の学士院賞を含む数々の賞を受賞している鈴木厚人高エネルギー加速器研究機構長によるニュートリノについての写真や図を使った分かりやすいお話です。ニュートリノの魔力・魅力にとりつかれた30年を振り返って、「ニュートリノってなに?」、「ニュートリノをさがそう」、「ニュートリノを捕まえよう」、「神岡鉱山でニュートリノを追う:神岡三世代ニュートリノ実験」、「加速器を使ってニュートリノを調べる」から、今後の「これからのニュートリノはここが面白い」まで、ニュートリノの世界をたっぷりと解説します。