2013年11月10日(日)

13:30開場/14:00開演

ノバホール(つくば市吾妻1-10-1)

入場無料(全席自由)
*未就学児の入場はご遠慮下さい。

【第1部】講演

宇宙に大量にあるとされる「暗黒物質」とは何かについて、最先端の素粒子理論物理学者のひとりである高エネルギー加速器研究機構の野尻美保子教授が話します。

【第2部】コンサート

講演に続いて、日本を代表する音楽家であるチェリスト岩崎洸、ピアニスト岩崎淑両氏による絶妙のデュオ演奏をお楽しみ下さい。(カサド、ベートーヴェン、ブルッフ、フォーレ、トビュッシー、ショパン)


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多数のお申込み有難うございました。

第1部 講演

野尻 美保子(のじり みほこ)

高エネルギー加速器研究機構教授

1990年に京都大学理学博士の学位を取得、日本学術振興会特別研究員、ウイスコンシン大学研究員、高エネルギー物理学研究所助手。京都大学基礎物理学研究所助教授を経て2006年より高エネルギー加速器研究機構教授。最近は、ヒッグス粒子を発見に貢献したLHC 実験のデータを使って、宇宙初期の状態や、暗黒物質の性質を決定する方法について研究している。2011年の震災以降放射線測定についての啓蒙活動等も行い、その一部が鈴木みそ著「放射線の正しい測り方」として漫画化されている。

「見えない粒子―暗黒物質」 

2012年は素粒子標準模型の最期の粒子、すべての粒子に質量を与えたヒッグス粒子が発見されるという、素粒子の研究者にとって大きな一年でした。しかし、実はヒッグス粒子は「最期の素粒子」ではありません。宇宙に大量にあることがわかっていて、その性質が全く理解できていない「暗黒物質」が存在するからです。
暗黒物質の性質を調べる試みや、その性質についての仮説を説明することを通して、素粒子物理がどのようにして宇宙の歴史に切り込んでいくかを説明します。