[ピアノ] 松岡 淳 (Jun Matsuoka)
10歳よりピアノを始める。東京藝術大学器楽科を経て、同大学院修士課程を修了。1993年より2年間、ローム・ミュージック・ファンデーション奨学生としてハンガリー国立リスト音楽院に留学。1991年大曲新人音楽祭グランプリ、93年マリア・カルナス国際音楽コンクール名誉ディプロマ、第1回スーパー・クラシック・オーディション第1位等国内外において受賞多数。1999年には邦人として初めて、ブラームス国際音楽コンクール、ピアノ部門において第1位、及びベーゼンドルファー賞を受賞。梅田俊明指揮仙台フィル、飯守泰次郎指揮名古屋フィル、アントニー・ヴィット指揮ポーランド国立放送響等と共演。各地でのソロ・リサイタルのほか、ミクローシュ・ペレーニとの共演などを始め、室内楽、歌曲伴奏などにも積極的に取り組んでいる。2003年春には、キエフにて行われた《現代音楽祭》に招聘され、《キエフ・ソロイスツ》との共演を始め、ソロ、室内楽の演奏会を開催、その後、東京、盛岡において、同オーケストラとショスタコーヴィチの協奏曲を共演、各地にて絶賛を博した。現在までに、毛藤美代、渡辺健二、角野裕、I.ラントシュ、F.ラドシュ、C.キラーイの各氏に室内楽を師事。1998年より昭和音楽大学、同短大非常勤講師。2004年4月より東京藝術大学非常勤講師。