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第11回 KEKコンサート

平成17年5月25日(水)18時

高エネルギー加速器研究機構 研究本館1階レクチャーホール 入場無料

藍川 由美 “うたの寺子屋”

-- 明治の “唱歌” から、大正・昭和の “童謡” まで --

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うたは自分で歌って初めて 'いのち' を持ちます。
明治の唱歌、大正・昭和の童謡、日本にはたくさんの素晴らしい歌があります。
藍川由美さんの解説と歌唱指導のもと、'日本のうた' を皆さんご一緒にたのしんでみませんか。
お子様連れのご参加も歓迎します。


◆ 演奏曲目 ◆

唱 歌  故郷(ふるさと)、春の小川、荒城の月、ほか

童 謡  
かなりや、十五夜お月さん、赤い靴、ほか


■ 出演者紹介 ■

藍川 由美 (Yumi Aikawa)

 1986年、東京芸術大学大学院博士後期課程修了。翌年、「演奏家としての立場における『山田耕筰歌曲の楽譜に関する研究』」論文で、声楽(ソプラノ)の分野では我が国初の学術(音楽)博士号を取得。92年、「藍川由美リサイタル」の成果により、平成四年度文化庁芸術祭賞受賞。84年以後、数度訪中し北京、天津、西安、上海、ウルムチ、ハルビンなどで演奏及びテレビ出演を行なう。85,91年に訪米し各地で演奏。なかでも85年の「東京都ニューヨーク市姉妹都市提携25周年記念カーネギー・ホール公演」での独唱は、NYタイムズ紙上等で高く評価された。
 国内では、94年の「天皇陛下御還暦奉祝会」(宮内庁講堂)にて日本の唱歌と童謡による御前演奏を行ない、99年の「天皇陛下御即位十年奉祝記念式典」(皇居前広場)にて国歌独唱。NHK「ETV8」「家族で選ぶ日本の歌」「BS日本のうた」、テレビ朝日「題名のない音楽会」、上海電視台「国際音楽祭」「中日之橋」のほか、岡山放送、瀬戸内海放送などのテレビ番組や、FM「スーパーカレッジ」「ミュージックバード」等に出演。
 『これでいいのか、にっぽんのうた』(文春新書14)では近代日本の歌の歴史や、日本の歌の楽譜及び演奏における諸問題を論じ、『「演歌」のススメ』(文春新書282)では自らの演奏体験をもとに日本の歌を分析しつつ、自国の文化を知ることの大切さを訴えている。
 ホームページ http://www.jade.dti.ne.jp/onodera/


KEK Concertは、この機構で研究をしている研究者、技術者、学生や機構職員の心を安らげて、仕事により打ち込めるようにと計画しています。また近隣住民の方々にも一緒に楽しんでいただきたく、無料で御招待させていただいています。ただし席数に限りがございますので研究交流推進室・大須賀までファックス(029-864-5195)か電子メール(tokio.ohska@kek.jp)でお申し込み下さい。