第32回 KEKコンサート

ニア・リー ハープシコード リサイタル
- ハープシコード音楽の壮麗な世界 -

2009年11月27日(金)18時

高エネルギー加速器研究機構 4号館1階セミナーホール 入場無料
(研究本館改修工事のため、今回の会場は4号館になります)



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♪  演奏曲目 ♪


トッカータ第4番(フレスコバルディ)

皇帝フェルディナント3世の悲しい死に寄せる哀悼歌(フローベルガー)

シャコンヌ(ストラーチェ)

クラブサン奏法の発展に関する6つの前奏曲(フェイエン)

ゴルトベルク変奏曲(バッハ)

ほか




◆ 出演者紹介 ◆


ソニア・リー

ソリスト、ハープシコードデュオ、室内楽奏者、客演指揮者として北米、ヨーロッパ、東アジアで演奏活動を行う。これまで、Early Music Colorado Fall Festival、Rome Festival、Boston Early Music Festival、Society for Historically Informed Performance Summer Concert Series、American Musical Instrument Society、Midwestern Historical Keyboard Society、Southeastern Historical Keyboard Society等、様々なフェスティバルや学会で、客演奏者として演奏。ラジオ局WILL、Harmonia/WFIU、RTHK等で演奏が放送された。La Donna MusicaleとのCDレコーディングでは、Antonio Bemboの「Seven Psalms of David」やElisabeth Jacquet de la Guerreの器楽曲等を収録。

二台のハープシコードの為の作品に強い興味を持っており、最近発見されたPeter AugustとGeorg Christoph Wagenseilという18世紀のドイツ人作曲家による、二台のハープシコードの為の作品の現代での初演をし、またその編集出版を進めている。その他、ベルギー人作曲家Dagmar Feyenのハープシコード曲「Evolutions」のノース・カロライナでの世界初演、Midwestern Historical Keyboard SocietyでのDieterich Buxtehude版のNicolas Lebegueの二台のハープシコードの為の組曲についてのレクチャー・コンサート、また2009年にSalem Pressから出版される百科事典「Musicians and Composers of the 20th Century」の為にWanda Landowska、Nikolaus Harnoncourt、August Wenzinger、Jean-Pierre Rampalについての伝記記事の執筆を行っている。

2006年、American Musical Instrumental Society後援のWilliam E. Gribbon Memorial Awardで三位受賞、 2007年、Montreal Baroque Galaxie-CBC Rising Star Competitionで一位入賞、同年、Mae & Irving Jurow International Harpsichord CompetitionにてJurow賞受賞。モントリオールのMcGill Universityで古楽の学位をとり、ロンドンのトリニティー・カレッジのフェローでもある。これまで主に、Charlotte Mattax、Hank Knox、Joyce Lindorff、Sr. Lucile Gagnに師事、又Kenneth Gilbertの教えも受けている。アーバナ・シャンぺーンのイリノイ大学でthe Creative and Performing Arts Fellowship を受賞したことがあり、現在は同大で、ハープシコードと音楽史を教えつつ、アンサンブル・グループCollegium Musicumの監督をしている。





KEK Concertは、機構外の一般の方々にも楽しんでいただけるよう、入場無料で公開しています。機構外からご参加の方は、必ず正門入口左のインフォメーションセンターにて外来者受付の上、コンサート会場までお出でください。

問合せ先:総務課総務係 tel. 029-864-5114 fax. 029-864-5560