


放射光実験施設の放射光用電子・陽電子貯蔵リングは、線型加速器からの 25億電子ボルトの電子又は陽電子を貯蔵して、大強度の放射光を安定に 発生させる装置です。建設以来、様々な改良を重ねて、世界で最も安定な 放射光源となっています。現在、リングの一部を改造することで、放射光の 輝度を10倍以上に上げる高輝度化計画が進められています。今年はこの改造の 準備のためにリングの公開は行わず、パネル類での展示となっています。

▲PFリング高輝度化(低エミッタンス化)の原理
電子・陽電子ビームをより細く絞れば、一層明るい放射光が得られる。
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