催し物のご案内
【特別講演】
演題:発展する加速器科学
講演者:木原元央 加速器研究施設長
- 原子核の研究から始まった加速器科学は、70年たった現在、素粒子研究の最前線をめざす巨大加速器からがんや心臓病の診断治療に使われる加速器まで、大きな発展を遂げています。加速器の発展の歴史を日本を中心にして振り返りながら将来の展望をお話しします。
昨年の特別講演
【ミニ講演】
- 「素粒子と重力のお話」川合 光 10:00 − 10:45
- 「放射光で診る心臓の動き」安藤正海 10:45 − 11:30
- 「ナノメータのビーム」新竹 積 11:30 − 12:15
- 「暮らしのなかの素粒子ミュオン」永嶺謙忠 14:45 − 15:30
昨年のミニ講演
【おもしろ物理教室】
場所:研究本館 時刻:10:00−12:00
テーマ:「光の不思議」
- 私たちはものを見るためにいつも光を使っていますが、それはどんな性質を持っているのでしょうか。簡単な器具を使って、日頃気がつかない「光の不思議」をあなた自身の目で「発見」してください。
- レンズ、鏡、水、偏光フィルターなどを使って、光の屈折、分散、偏光、回折などで遊びます。実際にみなさんの手で実験していただきます。簡単な実験ですので小学生でも大丈夫です。参加できる人数に
限りがありますのでお申し込みはお早めにお願いします(当日会場で受付)。
昨年のおもしろ物理教室
【ビデオ放映】
- 「陽子線治療 −クォリティ・オブ・ライフの向上を目指して−」(筑波大学)
【科学おもちゃ】
場所:3号館 時刻:終日
科学おもちゃで遊ぼう!
われわれは、科学の基本的な原理を使った色々なおもちゃを今までにたくさん作って来ました。それらの中で代表的な以下の作品を展示します。これらのおもちゃを通して科学の原理を理解したり、科学に対する興味が深くなることを期待しています。
- 電気に関係するおもちゃ
- 水滴で電気を作る「ケルビンの水滴発電機」
- 二本の電線の間をスパークが上昇する「スパークエレベータ」
- 大きな磁石へコイルや金属板を出し入れして電気を作ったり、金属板に働く力を体験する
「磁石で電気を作ろう」
- コンデンサーにためた電気を一気にコイルに流して鉄球を勢いよく飛ばす「電
磁カタパルト」
- 超伝導コイルに磁場のエネルギーを溜めて、それを取り出して電球を点灯させる「超伝導エネルギー貯蔵」
- 振り子、波に関係するおもちゃ
- ぶらんこと同じ原理で振り子運動する「パラメータ振動子」
- バイオリンで音を作る原理の「自励振動子(フロード振り子)」
- 倒立した棒を上下運動させることにより倒れない「逆立ち振り子」
- 凹凸のある細い通路をビー玉が落ちないで進む「ビー玉トランスポート」(加速器で使われている原理です)
- 鞍型の模型を回転させて、その上にピンポン玉をのせると、安定して落ちないでいる「イオントラップの力学模型」
- 水の波で定在波や進行波の様子を調べる「水の波の伝播」
- 熱に関係するおもちゃ
- 輪ゴムが熱せられると縮む性質を利用した「ゴムエンジン」
- 50℃で磁石に付かなくなる特殊なフェライトの性質と磁石を利用した「湯エンジン」
- 形状記憶合金を利用した「ジョンソンエンジン」
- 異なった金属の間の温度差による熱起電力を利用して電気を作る「熱発電機」
- 低温でガスの体積が減少する様子を体験する「ガス温度計」
- その他のおもちゃ
- 自由に回転する椅子に乗って、アイススケーターのスピンを実感する「回転イス」
昨年の科学おもちゃ
【製作コーナー:ラジオを作ってみよう】
時間: 10:00〜、 12:30〜、 14:30〜
整理券の配布時間: 9:00、 12:00、 14:00
参加人数:毎回40人定員
- アンテナのいらない糸巻きラジオを作ります!大変混雑が予想されますので、会場前で整理券の発行を行います。お早めにどうぞ!
昨年の製作コーナー
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