Bファクトリー
Bファクトリー加速器
場所:地図の8-8’ 所要時間:約25分
■Bファクトリー加速器とは
- Bファクトリー加速器は、衝突する電子・陽電子のエネルギーが異なる非対称衝突型加速器であるという特徴を持ち、B中間子を大量に効率良く発生させることを目指しています。
- 80億電子ボルトの電子蓄積リング(HER)と35億電子ボルトの陽電子蓄積リング(LER)、及び電子・陽電子線形加速器とから構成されます。
- 電子リングと陽電子リングは、1995年まで稼働していた衝突リング・トリスタンを設置していたトンネルに設置されます。2つのリングは2ケ所で交差し、筑波実験棟でのみ電子・陽電子衝突を起こします。
- 現在25億電子ボルトの線形加速器はKEKBに向けてエネルギーと陽電子数の増強がなされ、80億電子ボルトの電子と35億電子ボルトの陽電子をKEKBリングへ直接入射できるようになります。
KEKB加速器の概要
- 1998年の完成を目標に、KEKB加速器の機器の設計や製作が現在行なわれています。また加速空洞、ビームを安定に蓄積するためのビーム・フィードバック制御系、衝突点近傍の特殊電磁石等の一部の機器については性能を上げるための開発研究も進められています。
【見どころ】
- KEKB加速器トンネル内見学(9C入口から富士実験準備棟まで)
- KEKB加速器概要
※研究本館展示ホールにBファクトリー高周波加速装置の主なコンポーネントが展示してあります。
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