金谷 奈央子(かなや なおこ)
神戸大学物理学科卒業、同大学院に進学し博士(理学)の学位を取得。その後、カナダ、CERN研究所(スイス)、神戸大学でポストドクターを経験した後、東京大学素粒子物理国際研究センターの助教に着任。専門は高エネルギー実験学。
素粒子物理学における未解決問題の糸口になる新現象を発見すべく、現在はスイスに滞在して研究を行っている。
趣味は登山、ピアノ、読書など。
Sylvie Rosier-Lees (シルビー・ロージエ)
フランス人。パリXI大学で修士号を取得後、アネシーのLAPP研究所に在籍し1987年に博士号を取得。 CERNの電子・陽電子衝突型加速器での4つの素粒子実験のうちの一つであるL3実験に参加。つづいて、国際宇宙ステーションに設置された測定器を使って 一次宇宙線の組成を測定するAMS実験や高エネルギー宇宙ガンマ線を観測するHESS望遠鏡実験に参加。 専門は素粒子実験物理および宇宙物理で、一貫して宇宙と素粒子の謎に取り組んでいる。現在は、LAPP研究所の研究主任をつとめるとともにサボワ大学で大学院生を指導するなど教育活動にも力をいれている。
保倉 明子(ほくら あきこ)
東京理科大学理学部応用化学科卒業、同大学院へ進学し博士(理学)の学位を取得。その後、名古屋大学工学部や物質・材料研究機構でのポスドク、東京理科大学理学部や早稲田大学高等研究所での助教・講師を経て、現在は東京電機大学工学部の准教授。
専門は分析化学。放射光X線を使い、重金属を超集積する植物の謎を解きたいと思っている。
9歳と5歳の女児の母でもあるので、理系女子を応援している。