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Lovelock Black Holeの安定性解析

  • PLACE 研究本館1階会議室2 (Kenkyu Honkan 1F, Meeting Room 2)

時空が高次元の場合、加速器でblack holeが生成される可能性が指摘されている。そのため、高次元のblack hole解や解の持つ性質が調べられている。それらの研究のほとんどはEinstein理論に基づいて行われている。本発表においては、重力理論の高次元への“自然な”拡張であるLovelock理論に基づき、解の性質の一つである線形安定性について議論する。まず、Lovelock理論とその理論の厳密解である球対称静的なblack hole解について述べる。その後に、その解の周りの線形摂動が従う方程式を紹介し、摂動が時間的に増大する条件について述べる。最後に、その判定条件を用いて十分massの小さいblack holeは不安定であることを述べる。


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