Seminar
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量子論の存在論的モデルにおける非局所性(in Japanese)
- PLACE Kenkyu Honkan 3F RM 322
量子論における非局所性を示すには,通常,Bell不等式による議論が用いられる.しかし,量子論の存在論的モデルにおいて,量子状態が認識論的ではなく存在論的なものである場合には, Bell不等式を用いずとも,より平易な議論で非局所性を証明できることが知られている.存在論的モデルにおける量子状態は認識論的なものではないと最近証明されたことを受けて,上記の議論があらためて重要になってくるものと考えられる.本講演では,多者間の非局所性においても同様の議論を展開する.