Seminar
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Phenomenology of Heavy vector-like quarks
- PLACE Meeting room 1 on the ground floor of Kenkyu honkan Building
K中間子の崩壊におけるCPの破れについて説明するため、クォークの世代数が、
少なくとも3世代以上であることが知られている。標準模型の枠内では、4世代
目のクォークおよびレプトンが存在してはいけないという理論的な理由は存在し
ない。しかしながら、最近のLHC実験におけるヒッグス探索の結果によって、
4世代目のカイラルなクォークは強く否定されている。この実験によって、4世
代目のクォーク自体が否定されているわけではなく、その他の可能性として、ベ
クターライクフェルミオンが知られている。例えば、リトルヒッグス模型や余剰
次元の模型といった様々なNew Physicsの模型において、このようなフェルミオ
ンが導入されている。従って、このようなベクターライクフェルミオンがTeVス
ケールの物理の与える影響について調べることは非常に興味深い。我々の研究で
は、個々の模型に依存せずにベクターライクフェルミオンの効果について調べる
ため、有効模型を用いて、LHC実験における発見可能性やフレーバー物理に与え
る影響について調査した。セミナーでは、この研究成果について議論する。