KEK-URA










「KIDS-KEK」は、KEK一般寄附金事業から支援を受けています。

KIDS-KEK
未来加速器実験室


ちびっこ博士2019にご応募いただいた皆様へ
この度はご応募いただき誠にありがとうございました。
定員を大幅に上回るご応募をいただきましたため、厳正な抽選を行い、当選された方には、ご案内のメールをお送りしました。
メールが届いていない方は、残念ながら落選となっております。ご了承ください。


つくばちびっ子博士2019
「加速器ってなに? 加速器科学の不思議を知ろう!」コース紹介

2019.7.01

A・Bコース共通



<KEKの紹介>

・国際交流センター内の展示の見学








<施設見学>

・大きなな実験装置でミクロの事象を調べています。


(1) PF(フォトンファクトリー) (説明員:宇佐美徳子・物質構造科学研究所講師)

・ミクロな世界を探る光(フォトン)の工場!

・加速された電子から放射される光=放射光で物質・生命の秘密を探る!


(2)SuperKEKB加速器(1周3キロメートル地下11メートル)の Belle II測定器(縦横高さ8メートル、重さ1400トン)

(説明員:7/23 足立一郎・素粒子原子核研究所准教授, 7/30 多田裕子・素粒子原子核研究所広報担当)

・光の速度まで加速した素粒子の衝突(しょうとつ)実験!!

・世界最強の加速器で宇宙のはじまりを再現!!


A・Bコース ― 講義・実験


Aコース:7月23日(火)
「未来加速器実験室 ~見えない光のナゾを追え」上野 一樹 助教

「サーモセンサーづくり」
見えないものが、見えるって??

そんな、センサーをみんなで作っちゃいましょう!
「難しそう、、、」
心配いりません。
大学院のお兄さん、お姉さんがいます。なんでも相談、質問してね。
手作りのセンサーで何が見えるか、お楽しみ!



Bコース:7月30日(火)
「宇宙がむかし小さかった頃とブラックホールの意外な関係」郡 和範 准教授

宇宙ってどのくらいの大きさなの?

宇宙ってどんなところ?

宇宙ってなぞだらけ、
そんな、宇宙のナゾを研究者と一緒にお話しましょう!
宇宙が大好きな子も、あまり興味がない子も、宇宙のこと、もっともっと知りたくなりますよ。

お話のあとは、きり箱をつくって小さな宇宙を体験しよう!



●応募方法はこちらから(2019年度の受付は終了しました)



「KIDS-KEK」は、KEK一般寄附金事業から支援を受けています。


「KEKつくばちびっ子博士2019」を開催しました
KIDS-KEK 〜未来加速器実験室


2019.07.23 - 07.30


つくばちびっ子博士とは、つくば市が主催で市内の研究機関などスタンプラリー形式で回る小学生・中学生向けの科学教育イベントです。

KEKは、つくばちびっ子博士に参画し、Aコース7月23日(火)とBコース30日(火)の2日間、それぞれ20名ずつに分かれ、KEKの研究施設見学や科学実験工作をしながら、研究者に質問をしてコミュニケーションを図る、体験型イベントを開催しました。
子どもたちは、大型の最先端実験装置を興味深く熱心に見学し、自ら作成する実験工作により科学の不思議に直接触れることができました。
共通見学コースでは、フォトンファクトリー実験施設で、宇佐美徳子 物質構造科学研究所講師 による物質・生命科学のレクチャーを、筑波実験棟ではAコースの足立一郎 素粒子原子核研究所 准教授、Bコースの多田裕子 素粒子原子核研究所 広報担当から、素粒子物理のレクチャーを受けました。本物の実験装置を間近に見た子供たちからは、かわいい質問があふれていました。

Aコースでは、上野一樹助教 による「未来加速器実験室 ~見えない光のナゾを追え」と題した講義 &実験工作では、赤外線センサーを使ったサーモグラフィカメラを作成し、電子回路を通してKEKの研究に触れました。

Bコースでは、郡 和範 准教授による「宇宙がむかし小さかった頃とブラックホールの意外な関係」と題した宇宙についての講義と、大学院生インストラクターによる、霧箱実験工作を行い、身の回りにある物質からの放射線の飛跡を確認しました。

「KIDS-KEK  × つくばちびっ子博士2019」で は、科学の発展に資する「人材育成」を目的としたプログラムを実施しました。子供たちに科学の楽しさや学ぶ意欲の動機づけをし、さらに、学生アシスタントと してイベントに協力してくれた大学院生には、子供たちを導く「メンター」の役割を担い、科学と子供たちをつなげる「科学コミュニケーター」として、アウトリーチ活動を体験してもらいました。
今後も、研究支援戦略推進部では、KEKにおける研究活動の更なる発展を図るため、URAの活動を通して広く発信して行きます。

「KIDS-KEK 」は、KEK一般寄附金事業から支援を受けています。ご支援いただきました皆様には改めて感謝申し上げます。




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