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加速器研究施設トピックス 2011/7/15

空洞製造設備運転開始記念式典 開催

加速器研究施設が機械工学センターと共同で整備を進めてきました空洞製造技術開発施設が開発共用棟の中に完成し、2011年7月12日、運用開始記念式典が行なわれました。鈴木機構長、高崎研究担当理事、平山共通基盤研究施設長、生出加速器研究施設長、上野機械工学センター長によりテープカット<図1>が行なわれた後、鈴木機構長により、本施設の主要装置である電子ビーム溶接機のビームオンスイッチが押され、溶接の実演が行なわれました<図2> 。本施設には、電子ビーム溶接機のほかに、プレス機、トリミング用縦旋盤、化学研磨装置、3次元形状測定器が設置されており、本施設の稼働により、リニアコライダー、ERLといった先端加速器の主要機器である超伝導加速空洞の製造・表面処理・性能測定がすべて機構内で実施できることになります。本施設が、空洞の性能向上(コストダウンを含む)と工業化の推進に役立つものと期待しています。

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<図1>(左から)生出加速器研究施設長、高崎研究担当理事、鈴木機構長、平山共通基盤研究施設長、上野機械工学センター長、上野機械工学センター長によるテープカット
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<図2>電子ビーム溶接機のビームオンスイッチを押す鈴木機構長
 
 


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〜 記事提供 : 加速器第六研究系 山口 誠哉 氏〜

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