小山高専の加速器制作活動チーム「アテーナ」がMaker Faire Tokyo2022に参加し、 現在製作中の小型サイクロトロン加速器を展示・発表しました。
Maker FaireはDIYの展示発表会で、近年では国内にとどまらず世界各地で開催されており、 東京では年に一度開催されています。 AxeLatoonでは2年前から参加しており、 昨年度のオンライン大会では茨城高専生が小型加速器の設計状況について発表しました。
今年は2年ぶりの現地開催で、小山高専生が自ら設計して製作途中の真空チェンバーやDee電極を展示しました。 まだ加速ビームの観測には至っていませんが、年度内の加速実証を目指して引き続き活動を行っています。
先端科学を結集した加速器を学生自ら製作する本活動はMFT2022でも目を引くもので、 多数の来場者に興味を持っていただき約500部用意していたパンフレットがほぼ完売しました。 出展の様子は総研大HPや小山高専HPでも紹介されています。