はじめに
このドキュメントは、daqmwmlfバージョン1.4.2を下記のような改良を実施してできた新しいdaqmwmlfバージョン1.5.0について解説したものである。
改良ポイントは下記の通り。
- RedisPubSubの追加と関連するDAQコンポーネントの追加
- nGEM用GathererであるGathererPushの追加
- 日付問題への対策
- LoggerMlf/KickerMlfのアルゴリズムの改良
- DAQ終了アルゴリズムの追加
- MLF配布パッケージの見直し
ここで説明するDAQMWコンポーネントは、新しく作られたものや改良されたものである。その一覧は下記の通り。
- 新規PublisherMlf
- 新規T0EventPublisherMlf
- 新規DaqInfoPublisher
- 新規GathererPsdPub
- 新規GathererPush
- 改良LoggerMlf
- 改良KickerMlf
DAQ-MiddlewareはLinux OSで動作するが、この改良ではRedHat系のOSであるCentOS7・CentOS6で動作が確認されているが、Scientific Linux (CERN)系でも動作すると考えてよい。