はやぶさ2プロジェクト 初期分析チーム「固体有機物分析チーム」のフォトンファクトリーでの分析が始まりました
物構研 Facebook
2021-07-05
7/4朝、はやぶさ2Tシャツを着た「固体有機物分析チーム」チームリーダー 広島大学 薮田 ひかる 教授がフォトンファクトリーBL-19Aに到着し、先にテスト測定を進めていた横浜国立大学の癸生川 陽子(けぶかわ ようこ)准教授と合流しました。
固体有機物分析チームは、PFの軟X線を使ったSTXM(走査型透過X線顕微鏡)を用いて、小惑星リュウグウ試料の炭素について調べる計画です。これまで薮田教授はリモート参加で、癸生川准教授や、東京大学の髙橋 嘉夫 教授、物構研 の武市 泰男 助教、山下 翔平 助教らと分析装置の調整を進めてきました。
今回の分析は1日だけですが、秋のビームタイムでは本格的な分析が始まる予定です。
- 広島大学 地球惑星化学グループ 薮田ひかる 教授
- 横浜国立大学 大学院工学研究院 癸生川陽子研究室
- 物構研リュウグウ試料分析特設サイト HAYABUSA2-IMSS「はやぶさ2」微粒子分析