2023年度量子ビームサイエンスフェスタ

第15回 MLFシンポジウム, 第41回PFシンポジウム

2024年3月5日(火)~7日(木)

2023年度量子ビームサイエンスフェスタは、
現地会場に470名の参加者を得て、盛況のうちに終了いたしました。

ご参加・ご協力をいただきました皆様に感謝いたします。

2023年度量子ビームサイエンスフェスタ実行委員一同

3月6日(水)学生奨励賞の受賞者は下記の方々に決定しました。

Zijun Wei 東京大
「Spin dynamics in easy-plane antiferromagnet CsFeCl3 in magnetic fields」

小宮山 陽太 理研/上智大
「Feを置換したBi-2201系銅酸化物の超過剰ドープ領域におけるスピンゆらぎ」

神田 龍彦 東北大
「SrTi1-xVxO3量子井戸構造における強相関量子化状態の研究」

宇津野 魁杜 茨城大
「ミュオン周波数シフト測定によるNa吸蔵ゼオライトLSXの研究II」

箕輪 一希 東京都市大
「硬軟X線を用いたアルキルジアミドアミン吸着材の分離性能評価」

河村 しほり 名古屋大
182Taのガンマ線部分幅を用いた複合核の統計性の研究」
全日程のプログラムと要旨をまとめたファイルを公開しました。ダウンロードはこちら

2023年度量子ビームサイエンスフェスタ開催のお知らせ

量子ビームは学術から産業にわたる広い分野において、その研究開発を支える重要な ツールとして欠かせない役割を担っています。
KEK 放射光実験施設(PF)とJ-PARC 物質・生命科学実験施設(MLF)は比較的近い距離に 位置し、放射光・陽電子と中性子・ミュオンの それぞれの特徴を活かした マルチプローブ利用による新しいサイエンスも広がりを見せています。
2015年度から始まった量子ビームサイエンスフェスタは、施設スタッフとユーザーとの 情報交換の場であるだけでなく、異なるプローブを用いる研究者間の交流を通して 将来の量子ビーム利用研究のあり方を考える場となることを目指し、開催されてきました。
ポストコロナ時代が本格化し、学術会合のスタイルも変わりつつあります。 以前は対面が主流でしたが、コロナ制約下でリモートが台頭し、新たな局面が生まれました。 ここ数年でリモートでの会合の利便性が広く認識されていますが、一方で 対面開催の魅力も再評価されています。9回目を迎える今回は、あえて対面開催主体の プログラムを設定する予定です。
水戸での現地開催は6年ぶりとなり、久々の懇親会も計画しております。 今回のサイエンスフェスタが最新の量子ビーム活用技術と最先端の学術研究の融合が 進む機会となりますよう、ご活用いただければ幸いです。

多数の皆様のご参加をこころよりお待ち申し上げております。

2023年度量子ビームサイエンスフェスタ
実行委員長  宮田  登
実行副委員長  熊井 玲児

会議詳細

名称:2023年度量子ビームサイエンスフェスタ
日時:2024年3月5日(火)、6日(水)、7日(木)
会場:水戸市民会館
  (3月5日)PFシンポジウム
(3月6日)量子ビームサイエンスフェスタ、懇親会
(3月7日)MLFシンポジウム
主催: 高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所、J-PARC センター、 総合科学研究機構(CROSS)、PF ユーザーアソシエイション(PF-UA)、 J-PARC MLF利用者懇談会
後援: 茨城県、東海村、つくば市、(一社)水戸観光コンベンション協会
協賛: 応用物理学会、高分子学会、中性子産業利用推進協議会、
日本化学会、日本加速器学会、日本機械学会、日本金属学会、
日本結晶学会、日本原子力学会、日本高圧力学会、日本材料学会、
日本磁気学会、日本地球惑星科学連合、日本中間子科学会、
日本中性子科学会、日本鉄鋼協会、日本表面真空学会、
日本物理学会、日本放射化学会、日本放射光学会、日本陽電子科学会
参加費:無料
参加のみ及びポスター発表の申込方法: サイエンスフェスタWebサイトの参加申込ページよりお申し込みください。(12月上旬受付開始予定)

問い合わせ先:量子ビームサイエンスフェスタ事務局
(qbsf2023-office@cross.or.jp)
上記「@」を半角にしてください