2010年11月2日
10月28日(木)、KEKB加速器の高度化に向けて開始された解体作業の一環として、トンネル内に設置されている電磁石の固定ボルトを緩める「KEKB電磁石搬出開始記念式」が行われました。
これは、これから本格的に作業が開始される電磁石搬出等の解体作業の安全を祈願して実施されたものです。
今回緩められたボルトは、現在のKEKB加速器建設の際に最後に据え付けられた電磁石を固定した16本で、当時の菅原寛孝機構長がボルト締めを行いました。これらのボルトは、他のボルトと区別するために金メッキが施されていました。
今回の記念式では、鈴木厚人機構長や電磁石製作にかかわった関係者などの16名の代表者がKEKBに関する思いを述べた後、16本の金色のボルトを緩める作業を行いました。