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グローバル・フォトウォーク@KEK 結果発表

2010年9月28日

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KEK最優秀作品賞
研究者委員審査部門 最優秀作品賞(同時受賞)

撮影者:林 佑樹 さん

(講評)写っている人物の眼光に研究者としてのストーリーを感じ取ることができ、最先端の加速器科学の研究現場の臨場感を伝える完成度の高い作品である。ポートレートとしても優れている。

グローバル・フォトウォークKEK賞選考委員会は、去る8月7日(土)に世界の5つの素粒子物理研究所が同時開催した「グローバル・フォトウォーク」のKEKにおける入賞作品を決定いたしました。

ご参加頂いた26名より応募総作品数133点のご応募をいただきました。誠にありがとうございました。厳正なる審査の結果、「KEK最優秀作品賞」として林佑樹さん、「KEK優秀作品賞」として大湊朗さんと森啓祐さんの作品を選びました。この3作品は世界の素粒子物理の広報ネットワークである「Interactions.org」で実施される国際選考会へ出品されます。

KEKではこの他、「奨励賞」1作品、「研究者委員審査部門賞」3作品、KEKのウェブサイト(9/2~9/10)と一般公開(9/5)で行った一般投票により「一般投票部門賞」の3作品と、「Interactions.org」のウェブサイトで展示される14作品を選びました。


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KEK優秀作品賞
一般投票部門 優秀作品賞 (同時受賞)

撮影者 : 大湊 朗さん  24番
(講評)
コラージュに深みがあり、研究所の未来感をよくあらわしている冒険的な作品。科学研究の現場を撮る手法の幅を広げてくれた点が高く評価できる。題材のイメージを膨らませてくれるクリエイティブさが研究所とマッチしている。


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KEK優秀作品賞
撮影者 : 森 啓祐 さん  104番
(講評)
KEKの研究施設を象徴する力強い、重量感を感じる作品である。Belle測定器を撮影した作品のなかでもずば抜けた存在感があり、研究所の歴史のヒトコマとして価値がある。


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奨励賞
撮影者 : 高橋 佳唯人 さん  125番
(講評)
14歳とは思えないマニアックな感覚が打ち出されており、普通なら大きな実験装置等に圧倒されて、それを撮らされる場面なのに、自分の撮りたいものを撮っている雰囲気が伝わってくるいぶし銀的な作品。


受賞された皆さま、おめでとうございます。研究者委員審査部門賞、一般投票部門賞受賞作品及びInteractions.org WEBギャラリー展示予定作品につきましてはこちらからご覧ください

「KEK賞」の3作品は、Interactions.orgのウェブサイトへ出品され、国際投票は9月27日(月)23:00(日本時間)より開始されています。ぜひ投票にご参加下さい。

投票ページ
http://www.interactions.org/cms/?pid=1030016

なお、選考等に関する詳細はグローバル・フォトウォーク@KEKをご参照ください。