放射光単色X線を用いた心臓診断に関する臨床応用



放射光を利用した心臓診断システムとは?

素粒子物理学と心臓の検査は、どんな関係があるんだろう。今までのニュースでは、宇宙から降ってくるニュートリノや宇宙誕生の謎を探る実験のニュースをお知らせしたけど、最先端の物理の研究では、人間の心臓の検査に関わる研究もしている。これは、放射光加速器から取り出される単色X線を利用すると今までの 医療に使われているX線検査では見えないものが見えると言うことなんだ。でも、そのためにはどうしても加速器というものが必要になってくる。ここの加速器は、巨大なものだけど将来小さなものが作れれば、多くの病院でも、動いている心臓の周りの血流を簡単に検査できるようになるかも知れないんだ。このへんのことを兵藤博士に解説してもらおう。


イラスト


物質構造科学研究所
 医学博士
 兵藤 一行 



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