- 目的 心臓診断の新しい方法の確立
造影剤を静脈から注入し、安全で簡便に冠動脈系(太いところ)の形態を診断する。
- 方法 日本独自の方法
分光結晶の非対称反射を用いて、大きな照射野の単色X線を得て、造影剤(ヨウ素) のK吸収端上側のエネルギーで撮影し、心血管系の2次元動画像を得る。
- 造影剤を静脈から注入することにより重なってしまう肺動脈系、肺静脈系、 左心室などからの冠動脈系の分離診断が容易である。
- 心機能の総合評価が可能である。
- 撮影の適応
- 自覚症状の出た人
- 血管拡張手術をした人の術後検査
- バイパス手術をした人の術後検査
- スクリーニング検査
- 撮影システム
加速器 |
加速器エネルギー:5.0 GeV,蓄積電流:30−38mA |
シャッター系 |
6ms 照射/枚、10枚/秒 |
光学系 |
Si(311)非対称、33-35keVで縦120mm×横75mm |
撮影系 |
II(TOSHIBA RTP9211G)-TV(SONY XCC77), 2.0lp/mm |
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