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ASEPS 090918

エピタキシャル成長とナノ構造研究における
X線散乱の応用ワークショップ開催

今日、薄膜やナノ構造の開発や研究における必須のツールとなっているX線散乱。特に、X線散乱によるその場観察は、表面層のエピタキシャル成長やラティス構造の研究において、重要な役割を果たしている。台湾放射光施設(NSRRC)の計画では、来年の建設開始を控える台湾2台目の加速器TPSにX線散乱ビームラインの設置が予定されている。来たる9月22日にNSRRCでの開催が予定されている「エピタキシャル成長とナノ構造研究におけるX線散乱の応用ワークショップ」では、ユーザーの期待や、技術的な重要点、X線散乱施設の産業応用のトレンドなどに重点をあてる。今回のワークショップでの議論から、将来のビームライン建設に向けた、より明確に定義されたビジョンが示されることが期待される。

プログラム
9:00-9:20 レジストレーション
9:20-9:40 開会
午前の部: 座長: 洪銘輝教授 (清華大學 材料系)
9:40-10:10 李信義 博士 (台湾放射光施設)
Synchrotron x-ray scattering of nano ferroelectric superlattices structure
10:10-10:40 朱英豪 教授 (交通大學 材料系)
Epitaxial control of interfaces in complex oxide
10:40-11:00 ブレイク
11:00-11:30 杜昭宏 教授 (淡江大學 物理系)
The application of x-ray scattering to the single-crystalline materials
11:30-12:30 Dr. Paul F. Fuoss (米アルゴンヌ国立研究所)
Materials Dynamics, Transformational Control and In Situ X-Ray Studies
12:30-13:30 昼食
午後の部: 座長, 徐嘉鴻 博士 (台湾放射光施設)
13:30-14:30 Dr. Osami Sakata (SPring-8/JASRI, Japan)
Recent structural studies of surfaces, interfaces, and thin films at BL13XU
14:30-15:00 黃榮俊 教授 (成功大學 物理系)
The origins of ferromagnetism in epitaxially grown (Co,Ga):ZnO films
15:00-15:20 ブレイク
15:20-15:50 杜立偉 教授 (中山大學 物理系)
MBE growth, characterizations and applications of III-V nitride semiconductors
15:50-16:20 周武清 教授 (交通大學 電子物理系)
Growth and characterization of II-VI compound semiconductors
16:20-16:50 郭瑞年 教授 (清華大學 物理系)
High k Dielectrics Research for Nanoelectronics Beyond Si CMOS
16:50-17:30 ディスカッション