高エネルギー加速器の運転に伴って発生する放射線は、種類が多く、透過し易い、当たったところで別の粒子を発生させる、微量だが放射能を作る、などの特徴があります。高エネルギー加速器の放射線安全管理のために、種々の検出器の開発と校正するための施設、放射能を分析・保管するための施設・機器を維持・管理・運用しています。
また、化学薬品を使用する際の環境管理、加速器部品製造のための化学分析、加速器運転に伴う冷却水の水質分析、加速器を構成する装置の開発、故障の原因究明等の理由により機構内から依頼される種々の試料の化学分析のための施設・機器を維持・管理・運用しています。