Masashio
2022
小山高専では昨年度に引き続き小型サイクロトロン加速器の設計・製作活動を行っています。 学生たちの設計に基づいた真空チェンバーもでき上がってきたので、 真空引き試験の実施に向けて、 昨年度故障した真空計を新調して真空機器の試験を行いました。
小山高専の新1年生を対象に説明会を開催し、4名が参加しました。 大谷が加速器の原理とAxeLatoonの活動概要について説明した後、新2年生が自分たちの研究内容を紹介しました。
小山高専で2022年度の活動を開始しました。
昨年度から活動してきた新2年生9名で今年度の目標や今後の活動方針について議論しました。 また、今年度着任された電気電子創造工学科の長尾先生も参加してくださることになりました。
2022年3月12日に開催された物理学会Jr.セッション(2022)にて、 小山高専の加速器製作チーム「アテーナ」が 「小型サイクロトロン加速器作成に向けての実験、考察」と題した研究成果を報告しました。
大阪大学の守實さんに「次世代のがん治療のための工学的アプローチ」というテーマで研究紹介してもらいました。 近年開発が盛んな加速器BNCTシステムによる実際のがん治療のための研究開発ということで、 がん治療効果の評価などに関して活発な質問意見が交わされました。
小山高専の加速器製作チームの研究報告が2022年3月12日に開催される 物理学会Jr.セッション(2022)に採択されました。 おめでとうございます!
宇都宮大の大塚さんにレーザー渡航場加速技術を紹介してもらいました。 サイクロトロン加速器を勉強中の学生さん達ですが、 レーザー・プラズマの基礎から丁寧に説明してもらったおかげで 活発な質問意見を交わすことができました。
2021
先日の長野高専での説明会に続き、長岡高専でもはじめての説明会を開催し7名の学生が参加しました。
VR加速器を体験してもらった後、KEKの内藤さんに大強度陽子加速器施設J-PARCでのさまざまな研究を紹介してもらいました。 つづいて、宇都宮大の大塚さんにリモート接続してもらい、最先端技術のひとつであるレーザー航跡場加速について紹介してもらいました。
長野高専ではじめての説明会を現地で開催し、14名の学生が参加しました。
大谷が加速器の原理と利用について説明した後、 KEKの広田さんと古坂さんに現在製作しているVR加速器を説明してもらい、 実際に学生たちにVR加速器を体験してもらいました。
総研大・高橋さんとKEK・大谷が、それぞれの加速器研究について紹介しました。
高橋さんには Nb3Sn を使った超伝導加速空洞技術の開発を紹介してもらい、 大谷はJ-PARC加速器を使った研究を紹介しました。 説明会の後、昨晩も実験していた高橋さんから直々に真空機器の取り扱いについて説明してもらいました。