「はやぶさ2」初期分析チーム 固体有機物分析チーム チームリーダー ~広島大学 薮田 ひかる 教授~

物構研 News
2021-06-22

PFユーザーの薮田 ひかる 教授は、宇宙に存在する有機物の化学進化を研究しています。「はやぶさ2」初期分析では、PF BL-19Aの走査型透過X線顕微鏡STXMを用いて小惑星リュウグウの砂や石に含まれる有機物の化学組成と分布を明らかにすることを計画しています。リュウグウはどのような天体なのか、宇宙で生命材料物質がどのように作られたのか、の解明を目指しています。

PF BL-19Aにて実験中の薮田教授(2020年12月撮影) (写真提供:広島大学大学院 先進理工系科学研究科 薮田教授)

Contents

  • 「地球に生命をもたらしたもの」が 小惑星の探査で分かるわけ ~小惑星探査機はやぶさ2が持ち帰った小惑星リュウグウ試料の分析~

  • 小天体探査ミッションに選ばれた人 ~東北大学 中村 智樹 教授~

  • 「はやぶさ2」初期分析チーム 固体有機物分析チーム チームリーダー ~広島大学 薮田 ひかる 教授~

  • 科学技術分野の文部科学大臣表彰研究支援賞を受賞
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