2022年度量子ビームサイエンスフェスタは、
現地会場に414名、オンライン会場に475名の参加者を得て、
大盛況のうちに終了いたしました。
ご参加・ご協力をいただきました皆様に感謝いたします。
2022年度量子ビームサイエンスフェスタ実行委員一同
「TRHEPD法による銅基板上の大面積ホウ素原子シート、ボロフェンの構造解明」 安井 雄太 東京工業大学 「共鳴 X 線回折、NMR および中性子回折によるイオン伝導体のNb/Mo占有規則とプロトン位置の解明」 鈴木 晴也 東京理科大学 「ワイドバンドギャップ酸化物半導体Bi2WO6におけるp型伝導性発現の起源」 坂口 正紀 東京大学 「回折X線明滅法を用いた劣化高分子の内部動態計測」 廣森 慧太 広島大学 「顕微分光測定を用いたアナターゼ/ルチル界面の光触媒活性と電子構造の評価」 稲益 礼奈 東京大学 「フルオロアルキルアクリルポリマー表面の分子動態計測」 |
2022年度量子ビームサイエンスフェスタ開催のお知らせ
量子ビームは学術から産業にわたる広い分野において、その研究開発を支える重要なツールとして欠かせない役割を担っています。
KEK 放射光実験施設(PF)とJ-PARC 物質・生命科学実験施設(MLF)は比較的近い距離に位置し、放射光・陽電子と中性子・ミュオンの
それぞれの特徴を活かしたマルチプローブ利用による新しいサイエンスも広がりを見せています。
2015年度から始まった量子ビームサイエンスフェスタは、施設スタッフとユーザーとの情報交換の場であるだけでなく、異なるプローブを用
いる研究者間の交流を通して将来の量子ビーム利用研究のあり方を考える場となることを目指し、開催されてきました。
8回目を迎える今回は、ポストコロナを見据えてこれまでのオンライン開催についてのアンケート調査を行い、要望が大きかったポスター発表
を含めた講演・発表プログラムの現地開催を実施する運びとなりました。また、PFシンポジウム、MLFシンポジウムについては、なるべく多く
のユーザーの皆様に施設の最新情報を提供できるよう、一部ハイブリッドでのオンライン開催を継続いたします。
情報通信技術の発達により、研究室に居ながらにして最新の研究動向を収集できるようになりましたが、最先端の測定技術とそれを用いた
先進研究の融合を実現する上では、未だ人脈の構築が大きな意味を持っているかと考えます。
今回、4年ぶりに「対面での」交流を提供できる機会になるかと考えておりますので、大いにご活用いただければ幸いです。
多数の皆様のご参加をこころよりお待ち申し上げております。
2022年度量子ビームサイエンスフェスタ
実行委員長 山田 悟史
実行副委員長 宮田 登
会議詳細
名称: | 2022年度量子ビームサイエンスフェスタ |
日時: | 2023年3月13日(月)、14日(火)、15日(水) |
会場: | つくば国際会議場(エポカル) ※オンライン併用 |
(3/13)MLFシンポジウム:オンライン (3/14)PFシンポジウム:現地開催(オンラインとのハイブリッド) (3/15)量子ビームサイエンスフェスタ 午前(基調講演):現地開催 (オンラインとのハイブリッド) 午後(口頭・ポスター発表):現地開催のみ |
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主催: | 高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所、J-PARC センター、 総合科学研究機構(CROSS)、PF ユーザーアソシエイション(PF-UA)、 J-PARC MLF利用者懇談会 |
後援: | 茨城県、東海村、つくば市 |
協賛: | 応用物理学会、高分子学会、中性子産業利用推進協議会、 日本化学会、日本加速器学会、日本機械学会、日本金属学会、 日本結晶学会、日本原子力学会、日本高圧力学会、日本材料学会、 日本磁気学会、日本地球惑星科学連合、日本中間子科学会、 日本中性子科学会、日本鉄鋼協会、日本表面真空学会、 日本物理学会、日本放射化学会、日本放射光学会、日本陽電子科学会 |
参加費: | 無料 |
参加のみ及びポスター発表の申込方法: | サイエンスフェスタWebサイトの参加申込ページよりお申し込みください。(12月上旬受付開始予定) |
問い合わせ先:量子ビームサイエンスフェスタ事務局 アーカイブはこちら |