ミューオン実験 素粒子の一つである「ミューオン」を使って「素粒子の標準理論を超える物理」の探索を行っているグループです。 ミューオンの稀崩壊を探索することで「荷電レプトン世代数の保存則の破れ」を検証する「COMET実験」と、 ミューオンの異常磁気能率の精密測定を行う「g-2/EDM実験」を行っています。 続きを読む
短寿命核実験 埼玉県和光市にある理化学研究所仁科センターにある加速器を使って実験を行っています。 自然には安定に存在しない原子核(=短寿命原子核)を人工的に生成しその性質を調べています。 中性子魔法数126付近の不安定元素の性質を調べることで、超新星爆発後の元素合成過程の条件の決定を目指します。 続きを読む
UCN実験 運動エネルギーを数100neVまで減速した中性子は超冷中性子(UCN : Ultra-Cold Neutron)と呼ばれています。 そのUCNを用いて中性子の電気双極子モーメント(EDM)を探索し、時間反転対称性の検証を行っています。 これまで大阪大学核物理研究センターで研究開発を行ってきましたが、2015年秋からはカナダのTRIUMF研究所でより高強度のUCNビームを用いた中性子EDM探索実験を行います。 続きを読む
クライオジェニックス 素粒子原子核物理学の分野で必要とされる超伝導・低温工学に関する装置の研究開発・建設・運転を行っています。 超伝導電磁石とその冷却システム、キセノンやアルゴンなどの液化ガスを媒体とする検出器や標的、高感度ミリ波検出素子を数ミリケルビンの温度まで冷やす超低温冷却などを扱い、つくばキャンパス、東海キャンパスの両キャンパスにおいて様々な実験プロジェクトを横断的に支えています。 続きを読む
エレクトロシステムグループ つくば・東海両キャンパスに拠点を持ち「新しい現象を見るための目」となるセンサー・高集積高速信号処理・分散データ処理制御システムの開発・維持を行っています。 半導体プロセス・エレクトロニクス・ソフトウェア技術を基盤技術とし、耐放射線/低温/高集積/高速をキーワードとして高強度・高輝度加速器科学に必要な研究開発とそれらを基にしたKEK及び関連コミュニティーの推進するプロジェクトに貢献しています。 更に国内外の科学・工学分野の研究者と連携ネットワーク(Open-It)を通し、研究開発だけでなく若手教育・産学連携による社会への技術展開も行っています。 続きを読む