2015年10月13日から15日までの3日間、東海キャンパスにてHINT2015国際ワークショップが開催されました。 このワークショップは、大強度陽子加速器を使った素粒子原子核物理の現状とメガワット級の大強度のビームに向けた計画、およびそれによって拓かれる新しい領域の展望について議論する場です。 今回は12カ国から129名の研究者が参加しました。
今回のワークショップは、梶田隆章博士とアーサー B. マクドナルド(Arthur B. McDonald)博士のノーベル物理学賞受賞に触れた、齊藤直人J-PARCセンター長の開会の挨拶から始まり、参加した研究者は二人の受賞にお祝いの拍手を送りました。
続いて、全参加者は、加速器科学、原子核物理、ニュートリノ物理、中性子物理、ミューオン物理、K中間子物理と世界各国の大強度ビームに関するセッションで、大強度ビームを使った幅広い分野の話題について活発に議論を交わしました。
また、初日の午後には学生や博士研究員によるポスターセッションが開催され、若手研究者が熱く議論を交わしていました。