活動報告

所要時間:約2分

東海村のJ-PARCを拠点とするニュートリノグループがこのほど、2018年4月の活動報告を行いました。

J-PARCで作り出したニュートリノを岐阜県飛騨市神岡町のスーパーカミオカンデに打ち込み、ニュートリノにおけるCP対称性の破れを調べているT2K実験グループは、2017年秋 (10-12月) と2018年春 (3〜5月) の運転状況について報告しました。ビームパワーが、秋と冬でそれぞれ最大475kW、同485kWに達し、順調にデータを蓄積していることを明らかにしています。

物質・生命科学実験施設 (MLF) で準備中のE56ステライル実験は、暗黒物質の正体とも言われる未知の種類のニュートリノ (ステライルニュートリノ) の存在を確かめようとするものですが、MR実験棟前で行われていた測定器ステンレス容器の組み立てが終了し、内部を組み立てのために場所を移動したことが写真とともに紹介されています。

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ニュートリノグループ


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T2K ニュートリノで迫る宇宙の謎