メカニカルエンジニアリンググループが2019年2月の活動報告を行いました。
メカニカルエンジニアリンググループは、素核研の様々な実験に必要となる装置の設計・加工・組立を行なっています。そこでは構造・材料・真空、低音、熱、回路、測定技術といった幅広い知識が必要となります。
世界最先端の研究を行う研究者からのリクエストに応えるには、相反する性能を実現するような非常に難しい技術が求められるため、工夫が必要となります。また、毎回同じ物を作る訳では無いため、前回の知識を使えないことが多く、毎回工夫の連続です。
そのような中、最近の成果として、2018年11月21日につくばのBelle II実験で用いられる検出器の1つであるバーテックス検出器のインストール完了に漕ぎ着けました。他にも、宇宙マイクロ波背景放射に関して研究するグループの精密観測実験機器や、J-PARCのCOMET実験で用いられるシールドや電子線検出器の冷却方法などに関しても現在、設計・開発を進めています。
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