素核研安全グループが2021年11月の活動報告を行いました。 安全グループは、素核研内の各実験グループの担当者と連携しながら安全意識の向上・浸透および安全で適切な実験環境の整備・構築を目指して活動しています。
2020年度に立ち上げた素核研の安全推進委員会は月に一回開催しており、安全に関する情報共有や安全向上のための素核研内での活動などを議論しています。中でも実験グループが使用している実験室の巡視は、他の実験グループのメンバーと安全グループ、KEK全体の安全を管理する安全衛生室が一緒に見まわることで、安全の観点から互いに注意喚起を行い、各実験グループの安全意識を高めています。2020年5月から巡視活動を開始し、実験室の環境改善を行いつつ、巡視活動は2巡目に突入しました。
他には、高所作業時に使用する安全帯に関する関係法令の改正に伴い、素核研内で外部講師による《フルハーネス型「墜落制止用器具」取り扱いの特別教育》を実施しました。その時の経験を活かし、2021年11月中旬には対象をつくばキャンパス全体の研究所、施設部の職員に拡大して特別教育を主導しました。
KEKが毎年実施している非常事態対応訓練は、今年も素核研が担当となり2021年10月7日(木) 午後につくばキャンパス北カウンターホールにて実施しました。訓練の内容は、火災時の緊急連絡、避難、自衛消防隊支部の設置、逃げ遅れ者の救助、消火栓による消火訓練と、同時に設置された自衛消防隊本部への報告訓練です。これらの訓練終了後には消火器取り扱い訓練も実施しました。
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安全グループ
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