5月30日から31日の2日間にわたり、次世代大型ニュートリノ実験施設の科学面と組織面での進展を共有し、国際協力体制や関連実験、開発研究等に関して議論する「第3回大型ニュートリノ施設に関する国際会議」がKEKつくばキャンパスで開かれ、世界各国から約80名の研究者が集いました。
今回の会議は、2014年にフランスで、2015年にアメリカで開かれた会議に続いて3回目で、東京大学宇宙線研究所 (ICRR) の梶田隆章所長が議長を務めました。
この会議は、KEKとICRR、アメリカのフェルミ国立加速器研究所 (FNAL)、宇宙素粒子物理学欧州共同体 (APPEC)、IUPAP宇宙素粒子物理学国際委員会 (ApPIC)、ICFAニュートリノパネル (ICFAnu panel) が共催で行っているもので、科学的な側面と組織的な側面から大型ニュートリノ実験の各プロジェクトの進捗状況を共有し、世界的な協力体制について議論してより効果的に研究成果を上げることを目的としています。
続きを読む