プレス・リリース

第5回 大学生のための素粒子・原子核、物質・生命サマースクール
(サマーチャレンジ)開催

2011年8月11日
大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構

・「この夏、探究する」をテーマにした素粒子・原子核、物質・生命サマースクール
・全国から大学3年生など約90名が参加
・2008年ノーベル物理学賞受賞の小林誠先生をはじめとする世界第一級の研究者による講演・講義や最先端施設を用いた演習プログラムなどを実施

大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構(KEK)と高エネルギー物理学研究者会議、原子核談話会ならびにPF懇談会は、新しい知の枠組みの構築に挑戦する次世代の基礎科学を担う若者たちの育成を目指して、約90名の全国の大学3年生などを対象とした標記サマースクール(サマーチャレンジ)を下記のように開催します。「この夏、探究する」が今年のテーマです。
 今年のテーマに因み、2008年ノーベル物理学賞受賞の小林誠先生による「素粒子物理学の進展」と題する特別講演で始まります。
 参加学生は、連日、世界第一級の研究者による講演や講義を受ける一方、少人数の17グループに分かれ、各グループが期間内に素粒子・原子核に関係する9テーマ、物質・生命に関係する8テーマの実験を行ないます。最終日には成果を発表しあい、議論を交わすというものです。演習テーマは研究最前線で活躍する全国の大学スタッフにより練り上げられ、若手ティーチングアシスタントによる丁寧な指導のもと、KEK最先端施設等を用いて行なわれます。つくばキャンパスにおける加速器施設等の見学、先輩研究者達との研究生活に関する談話会等を含み、参加学生が9日間、寝食を共にし、21世紀の謎に挑むべく"探究"するユニークなサマースクールです。

1.開催期間

平成23年8月19日(金)午前9時00分から
平成23年8月27日(土)午後6時00分まで

2.会場

茨城県つくば市大穂1-1
大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構(KEK)
研究本館1階小林ホール 他

3.KEK関係者

髙﨑 史彦 KEK理事
西川公一郎 KEK素粒子原子核研究所長
下村  理 KEK理事/物質構造科学研究所所長
春山 富義 KEK素粒子原子核研究所副所長/サマーチャレンジ校長
伊藤 健二 KEK物質構造科学研究所主幹

4.ウェブサイト

http://ksc.kek.jp/

【お問い合わせ】

<報道担当>
大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構
  広報室長
    森田 洋平(もりた ようへい)
      TEL: 029-879-6047
      E-mail: press@kek.jp