第1部 講演
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松村 明(まつむら あきら)
筑波大学附属病院 病院長
筑波大学卒業。ドイツ・英国での臨床研修の後、筑波メディカルセンター病院等で脳神経外科部長。筑波大学陽子線医学利用研究センター長、総合臨床教育センター長、臨床研究推進・支援センター長などを歴任後、現在は筑波大学附属病院・病院長。(医学博士)
脳神経外科が専門で、陽子線療法やホウ素中性子捕捉療法など加速器技術を応用した医療技術の研究をする傍ら、患者さんを全人的に診てあげられるような雰囲気の醸成に努めている。
「新しい粒子線治療」
医療において加速器は様々な分野で用いられ、その開発においては医療と工学のチームが協力して研究を進めています。加速器技術を応用したホウ素中性子捕捉療法(BNCT)や陽子線療法などの新しい粒子線治療法について、その開発段階から研究を主導してきている筑波大学附属病院の病院長で脳神経外科が専門の松村明教授が解説します。
ホウ素中性子補足療法用「直線加速器」
第2部 コンサート
曲目:弦楽三重奏版「ゴルトベルク変奏曲」(リピートなし/約45分の演奏)
J.S.バッハ作曲/ドミトリー・シトコヴェツキー編曲
今井 信子(ヴィオラ)
桐朋学園大学、イェール大学大学院、ジュリアード音楽院に学び、ミュンヘン、ジュネーヴ両国際コンクール最高位入賞。西ドイツ音楽功労賞受賞。これまでにベルリン・フィル、ロンドン響ほか世界主要オケと、室内楽ではアルゲリッチ、クレーメル、マイスキーらと共演。2003年ミケランジェロ弦楽四重奏団結成。〈ヴィオラスペース〉の企画・演奏に携わるなどヴィオラ界をリードする存在として目覚ましい活躍を続けている。クロンベルク・アカデミー、上野学園大学等で後進の指導も行っている。
マイア・カベザ(ヴァイオリン)
1992年つくば市生まれ。2013年レオポルト・モーツァルト国際ヴァイオリン・コンクール優勝。カーティス音楽院を経てハンス・アイスラー音楽大学とベルリン・フィルハーモニー・カラヤン・オーケストラ・アカデミーで研鑽を積んでいる。ソリストとしてミュンヘン放送管、フィラデルフィア管、デトロイト響等と共演。またジュリアード、フェルメールら著名弦楽四重奏団のメンバーと室内楽を演奏するなど多彩な活動を行っている。ガブリエル・カベザス(チェロ)
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