2023年12月11日〜13日の3日間にわたり、つくば国際会議場（EPOCHAL TSUKUBA）において、QUPの第2回目となる国際会議「QUPosium2023」が開催されました。本シンポジウムには、素粒子物理学、宇宙物理学、物性物理学、計測科学の各分野の著名な科学者が世界中から参加し、宇宙に関する以下5つの謎の解決に向けたアイデアが熱心に議論され、研究の進捗が共有されました：

1. 何がインフレーションを引き起こし、初期宇宙の膨張を加速させたのか？
2. なぜ宇宙には反物質より物質の方が多いのか？
3. ニュートリノの基本的性質は？
4. 暗黒物質の正体とは？
5. 暗黒エネルギーとは何か？

オープンディスカッションでは、さまざまな専門性を超えた方法論の重なりが明らかになり、新しい学問的・社会的価値を生み出すための取り組みをどのように統合していくかについて意見が交わされました。

プレゼンテーションとポスター発表との内容はこちらからご覧いただけます。
・プレゼンテーション
　https://conference-indico.kek.jp/event/245/timetable/
・ポスター発表
　https://conference-indico.kek.jp/event/245/page/388-poster-presentation

図 1. QUPosium2023 集合写真

図 2. QUPosium2023の会場となったEPOCHAL TSUKUBA

図3. 発表に関して質問を投げかける羽澄昌史拠点長

図 4. ポスターセッションの様子