2024年3月7日から8日の2日間にわたり、WPI-QUPはエポカルつくば国際会議場において、宇宙マイクロ波背景放射（CMB）の最新の研究を紹介する「JSPS core-to-core program: CMB Japan group seminar for young scientists」を開催し、40名以上の参加者を集めました。

このワークショップは、WPI-QUPと日本学術振興会の研究拠点形成事業 (先端拠点形成型) に採択された研究交流課題：宇宙マイクロ波背景放射研究拠点～物質と時空の起源と進化を探る～（PI：東京大学／日下暁人准教授）との共催で行われました。

最先端のCMB観測装置やデータ解析技術、POLARBEAR望遠鏡を用いたアクシオン様粒子探索の最新成果について、世界をリードする研究者による14の講演が行われ、2日目には、山田恭平氏による「POLARBEARを用いたカニ星雲の偏光角変動の探査とアクシオン様粒子探査への応用」と題したレビュー講演のほか、午後にはKEKの見学ツアーも開催されました。

関連リンク:
日本学術振興会 研究拠点形成事業
https://www.jsps.go.jp/j-c2c/index.html

図 1. CMB Japan group seminar for young scientists 集合写真

図 2. QUP 希釈冷凍機 ラボツアー