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2024.4.9


第一回QUP科学講座「宇宙を覗く“道具”を作る」

2024年3月24日(日)に、第一回QUP科学講座「宇宙を覗く“道具”を作る」がつくば国際会議場で開催され、100名を超える参加者がありました。今回の科学講座では、高校生から大学生を対象にWPI-QUPが開発する「新しい道具」=「センサー」に関する講演とともに、研究者と直接ふれあう機会を持ちました。

図1. 第一回QUP科学講座「宇宙を覗く“道具”を作る」つくば国際会議場

前半の部では、「QUP 宇宙と社会」と題した羽澄昌史 拠点長によるQUPの概要紹介の後、山崎典子 主任研究員の講演「ちいさなものでおおきな宇宙を観る」が行われました。X線の基礎知識から宇宙の実体について、その宇宙を観るためのセンサー開発に関する講演に対し、会場の参加者からは、センサーを人工衛星に設置する際の角度やセンサーを冷やすための冷蔵装置の作り方について等の熱心な質問がありました。

図2. 羽澄昌史 拠点長「QUP 宇宙と社会」

図3. 山崎典子 主任研究員「ちいさなものでおおきな宇宙を観る」

また、後半の部「研究者との交流会」には、様々な経歴をもつ5人のQUPメンバーが登壇し、それぞれが研究者を目指したきっかけや現在の研究・業務に関する自己紹介の後、会場の外に設置されたポスターパネルや装置を囲んで、参加者からの熱心な質問に答えました。

図4. 自作の電子回路について説明を行うSuerfu Burkhant 特任助教

図5. 研究者との交流会の様子

来場された学生の皆さんや一般の方々より大変貴重な意見や質問をいただき、QUPにとって大変有意義な一日となりました。

© 2021 International Center for Quantum-field Measurement Systems for Studies of the Universe and Particles