2024年12月9日～11日の3日間にわたり、つくば国際会議場（茨城県つくば市）で「QUPosium2024」が開催されました。QUPosiumは、量子場計測システム国際拠点（WPI-QUP）が毎年主催している、国際シンポジウムです。

３回目となる今回は「量子計測・センシングで量子場探索（Quantum Field Searches and Quantum Sensing）」をテーマとして、国内外の第一線で活躍する様々な研究者の招待講演を集めました。宇宙に存在する未知の重力源であるダークマター、未発見の素粒子・アクシオン、重力波などの探索など、現代の物理学上の謎とそれにどう取り組むかの議論を進めるとともに、ダイヤモンドセンサー、超伝導転移端センサー、レーザー干渉計、量子コンピュータなど、謎を解くための最先端計測機器の開発と、社会への波及など、QUPの研究に関連した広範な話題を提供しました。３日間にわたるシンポジウムで、量子センシング技術や新たな量子場の発見に向けて、活発な議論が交わされました。

図1．QUPosium2024 集合写真

図2．花垣和則拠点長代理の開会挨拶

（関連URL）
QUPosim2024
https://conference-indico.kek.jp/event/290/timetable/