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2026.2.26


WPI-QUPの茅根 裕司特任准教授が、「ねこの日に語る、量子と宇宙の秘密」と題し、サイエンスカフェに登壇しました

2026年2月22日(日)、サザコーヒー 筑波大学アリアンサ店において、量子場計測システム国際拠点(WPI-QUP, KEK)の茅根 裕司特任准教授が、「ねこの日に語る、量子と宇宙の秘密」と題したサイエンスカフェに登壇しました。

本サイエンスカフェは、オリジナルコーヒー「宇宙組成ブレンド」ドリップバッグ6個セットの制作・発売を記念して開催されました。「宇宙組成ブレンド」は、高エネルギー加速器研究機構(KEK)と、茨城県ひたちなか市に本店を構えるサザコーヒー、そして茨城県内を中心に幅広くオリジナルグッズを展開するおたさく商事のコラボレーションにより、2025年に誕生しました。今回は、新たにデザインされたパッケージを含む特別仕様のドリップバッグ6個セットとして、サイエンスカフェ当日の2月22日(「ねこの日」)に販売が開始されました。

日曜日の午前10時からという早い開始時間にもかかわらず、会場は事前予約を済ませた参加者でいっぱいになりました。ナビゲーターを務めたKEK広報室:山崎 洋輔氏による機構の概要説明およびイベント案内の後、茅根特任准教授の講演が始まりました。

開催日の「ねこの日」にちなんで、量子力学の思考実験である「シュレーディンガーの猫」の解説が行われ、続いて「量子力学の不思議な性質」について、粒子は“粒”なのか“波”なのかという問いを、スリット実験を例に挙げながら分かりやすく紹介しました。講演は終始サイエンスカフェらしい親しみやすい内容で、参加者がうなずきながら熱心にメモを取る姿も見られました。

また、「宇宙の組成」になぞらえ、茅根特任准教授自身の生い立ちを円グラフで紹介したほか、コーヒー好きとしてのエピソードを披露するなど、ユーモアあふれる語り口に、会場からはたびたび笑い声が上がりました。

最後には、自身の研究テーマとして、南米チリ・アタカマ砂漠にあるサイモンズ宇宙マイクロ波背景放射観測所で進められている観測について紹介が行われました。多岐にわたる講演内容を受け、会場からは「ダークマターは重力に引かれるのか」「ダークマターだけで構成された宇宙は存在するのか」など、活発に質問が寄せられました。

(関連URL)
KEK|【KEK × SAZA × おたさく オリジナルコーヒーBOX発売記念】サイエンスカフェ in サザコーヒー「ねこの日に語る、量子と宇宙の秘密」
https://www.kek.jp/ja/event/202602221000otasaku

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