連続講義 「Toward Realistic Models in String Theory with D-branes」 が開催されました

さる8月3日から8日まで、長野県安曇野市でKEK Summer Campが開催されました。海外からの参加者3名や学生5名を含む約20名が参加し、朝から夜遅くまで、弦理論とそれに関連する話題として、高次元時空や重力の様々な性質、素粒子の模型構築などについて、熱のこもった議論が繰り広げられました。DSCF0279
そのうち、4日、5日、6日の3日間、首都大学東京の北澤敬章さんによる連続講義
Toward Realistic Models in String Theory with D-branes
が開催されました。この講義では、弦理論やD-Braneの基礎から始まり、弦理論での超対称性やゲージ対称性の破り方とその帰結、そして、モジュライの安定化など多岐にわたる内容をわかりやすく講義して頂きました。
講義内容は
こちら part 1   part 2   part 3
からダウンロードできます。

入門連続講義「AGT対応入門」が開催されました

さる7月25、26、27日の3日間にわたり、KEK の柴正太郎さんに入門連続講義(集中講義)「AGT対応入門」を行っていただきました。今回の特徴は、KEK でやるにしてはテーマがやや専門的だったせいか、参加者の1/3以上が外部の方だったことでした。表題が何のことなのか説明もなしにアナウンスしたにもかかわらず、多くの方々にお集まりいただきありがとうございました。講師の柴さんにはもちろん、遠くはるばるあるいは近くから足を運んでくださった皆さん、また参加いただいた理論センター・総研大内部の皆さんすべてに厚く御礼申し上げます。